「先生を絶対に許すもんか」と言って玄関から長男が動かなくなったのが、30年ほど前のことです。当時、長男は小学3年生。突然のことに私はあわてて学校に電話すると、担任は「なんにもないですよ」の一点張り。それどころか、私が親の介護をしていたり、幼い兄弟の面倒ばかりにかまけた結果、「不安定になったのでは」とまで言われる始末。でも、そう言われると思い当たる節がありすぎる(笑)。
 
 とにかく、会社に行くのが大人の仕事なら、学校に行くのは子どもの仕事。そう思っていたので、子どもには無理をさせました。毎朝、息子を力づくで車に乗せ、学校の前で引きずり降ろし、校門の前に立たせる。しかし、それでも息子は石のように動かない。
 

無理な登校でまったくの別人に

 
 そんな日々を3カ月ほど続けると、息子からは笑顔が消えました。


この記事は登録読者だけが閲覧可能な内容を含みます。続きを読むにはPublishers IDによる読者登録が必要です。