不登校新聞

420号 2015/10/15

東ちづる著『<私>はなぜカウンセリングを受けたのか』

2015年10月13日 15:08 by koguma



 女優・東ちづるさんの自叙伝です。本書がきっかけとなり、本紙でのインタビューならびに先日の緊急号外へメッセージをいただくことになりました。
 
 読み終えて、まず思ったのは、「カメレオンみたいな本だな」ということ。同じ出来事、同じセリフでも、読み手の立場によって、心にひっかかる部分もそこで感じる色味にも、これほどちがいが出る本というのはめずらしいと思います。
 
 というのも、東さんだけでなく、東さんのお母さん、そしてカウンセラーと、三者の視点が盛り込まれているからでしょう。東さんだけでなく、お母さんがカウンセリングを受けた際の記録も載っています。それにより、「生きづらさを凝縮した一冊」という一言では片づけられない、多彩な魅力に富む一冊になっています。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

伝説の娼婦「ヨコハマメリー」【映画評】

195号(2006.6.1)

まんじゅうプロブレムが怖すぎる “今のPTA問題”をまとめた一冊

494号 2018/11/15

“「いじめ」と「いじり」の違いは?” 書評

208号 2006/12/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

519号 2019/12/1

祖父母が孫の子育てに関わる家庭も増えてきました。今回は祖母自身が「孫の不登...

518号 2019/11/15

学校へ行くのが苦しくなり始めたのは小学校6年生ごろです。自分でも理由はよく...

517号 2019/11/1

不登校経験者の子ども若者からも人気を集める絵本作家のヨシタケシンスケさん。...