警察庁が2006年の「非行少年等の概要」をまとめ、2006年の少年の検挙人員数やいじめに絡む事件数などが発表された。警察庁によると児童虐待は297件、いじめに絡む事件は233件で、増加した。刑法犯少年数や14歳未満触法少年数は例年通り、減少した。
2006年、刑法犯で検挙された少年(14歳以上20歳未満)は1万人以上減り、11万2817人で3年連続の減少。14歳未満で刑法に触れた少年の補導人員は1万8787人で前年より減少した。罪種別でみると、20歳未満の凶悪犯(殺人、強盗、強姦、放火)は1395件で4年連続減。過去に凶悪犯数が最も多かったのは1960年の8112件。当時の6分の1程度にまで凶悪犯罪の件数が減った。
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