不登校新聞

212号 2007/2/15

無礼な家庭への介入 教育再生会議のココが問題

2017年04月20日 15:21 by kito-shin


 国家というものの欲望の中心はいつも、人びとを自由にせずコントロールしたいという点にあるようです。私たちがおとなしくしたり、つい諦めたりしていると、どこまでも無礼に介入してくるので、まったく油断がなりません。このところの横暴な政治の流れに乗って出てきた「教育再生会議」の思い上がりはひどい。「人を舐めるな」という抵抗の気持ちを強めることが、いま何より大事になっています。

 「報告」には、「国民の義務や責任を教え規範意識を高め、奉仕活動を必修化し道徳の時間を確保」などの文字が、すらすらと並んでいます。道徳や規範、義務や責任の中身は、人それぞれの生き方に深くかかわるものなのに、「中身はこちらで決めてあります」と、すましている。義務というなら、「登校の義務と親の責任」ひとつ取っても、どれほどの議論と取り組みが積み重ねられてきたことか。責任というなら、不戦の決意と未来への責任はどうなのか。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

いじめのピークは小学2年生、低学年ほど注意を

552号 2021/4/15

全国一斉休校、緊急事態宣言が子どもに与えた影響と今後の課題

549号 2021/3/1

【記者の眼】「黒染め強要」訴訟、判決から見える3つの問題点

549号 2021/3/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

553号 2021/5/1

ここ数年で広く知られるようになってきた「HSP」。HSP専門カウンセラーの...

552号 2021/4/15

学年別でみるといじめのピークは小学校2年生。低学年のいじめとはどんなものな...

551号 2021/4/1

みんながあたりまえにできることが、自分だけできない。そんな生きづらさは「発...