不登校新聞

212号 2007/2/15

映画評 ‟史実から生まれた普遍的人間愛”

2015年10月23日 16:01 by koguma



 本作の舞台は1980年代のエチオピアが基点。干ばつによる混乱を避けるため、多くの人が隣国スーダンへと避難していた。  
 
 そこでは、イスラエルとアメリカの指揮のもと、エチオピア系ユダヤ人をイスラエルに帰還させるという大規模な作戦が展開されていた。
 
 1984年11月~1985年1月にかけて行なわれた「モーセ作戦」と呼ばれるものである。この史実をもとに、難民キャンプにたどり着いた9歳の少年が生き延びるため、自らをユダヤ人と出自を偽り、母元と故郷を離れ、真実を隠して生きていく姿を描いたのが本作「約束の旅路」である。
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