不登校新聞

212号 2007/2/15

映画評 ‟史実から生まれた普遍的人間愛”

2015年10月23日 16:01 by koguma



 本作の舞台は1980年代のエチオピアが基点。干ばつによる混乱を避けるため、多くの人が隣国スーダンへと避難していた。  
 
 そこでは、イスラエルとアメリカの指揮のもと、エチオピア系ユダヤ人をイスラエルに帰還させるという大規模な作戦が展開されていた。
 
 1984年11月~1985年1月にかけて行なわれた「モーセ作戦」と呼ばれるものである。この史実をもとに、難民キャンプにたどり着いた9歳の少年が生き延びるため、自らをユダヤ人と出自を偽り、母元と故郷を離れ、真実を隠して生きていく姿を描いたのが本作「約束の旅路」である。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

伝説の娼婦「ヨコハマメリー」【映画評】

195号(2006.6.1)

まんじゅうプロブレムが怖すぎる “今のPTA問題”をまとめた一冊

494号 2018/11/15

“「いじめ」と「いじり」の違いは?” 書評

208号 2006/12/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

514号 2019/9/15

不登校の子どもの多くは、学校へ行かない自分を責め、そのつらい気持ちと毎日向...

513号 2019/9/1

不登校経験者10名でタレント・歌手の中川翔子さんにインタビューを行なった。...

512号 2019/8/15

樹木希林さんの娘・内田也哉子さんと本紙編集長の対談。亡くなる前につぶやいた...