不登校新聞

279号(2009.12.1)

識者の指摘 (他の号の記事)

ケーキをつくりたい

娘が不登校、ひきこもりになって5年が経ちました。最近、母親が常識を捨てて、娘の非常識な要求を叶えるようにしだして、娘と母親との関係がどんどん変わってきました。娘と母親との会話が増…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 332号(2012.2.15)

揺らいでいいと自覚すれば楽になる 玄侑宗久

在宅不登校の家庭をつなぐ「ホームシューレ」と不登校・ひきこもり当事者の「子ども若者編集部」のコラボ企画が実現した。福島県・福聚寺住職/芥川賞作家の玄侑宗久さん。インタビューは不登…

  いいね!   shiko shiko from 333号(2012.3.1)

論説「不登校という非常口を」内田良子

文科省から2010年度の「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」について発表がありました。調査項目に不登校があげられ、問題行動の中心課題にされていることに違和感を覚…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 333号(2012.3.1)

講演録「教育を“学ぶ権利”から捉えなおす」喜多明人さん

子どもの権利研究者 喜多明人さん 今号は2月4日~5日にかけて行なわれた日本フリースクール大会における基調講演の抄録を掲載する。新法については、本紙308号、またはフリース…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 334号(2012.3.15)

時評「不登校の“問い”とは」

尾木直樹(教育評論家)の提案をもとに、橋下徹大阪市長が小中学校でも留年させると言い出して、マスコミで騒がれた。とたんに尾木は、自分の提案とはちがう、自分は底上げをはかって言ったも…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 334号(2012.3.15)

「家族の中身ってなに?」刀川和也さん に聞く

児童養護施設を8年間取材 映画監督・刀川和也さん 今回、取材したのはジャーナリスト・刀川和也さん。刀川さんは児童養護施設「光の子どもの家」を8年間取材し、映画「隣る人」にまとめ…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 335号(2012.4.1)

論説「吉本隆明の遺したもの」高岡健

詩人で文芸評論家の吉本隆明が亡くなった。肺炎だったという。商業新聞は大きなスペースを割いて死亡記事を掲載したし、毎日新聞は社説にまで取り上げていた。彼が及ぼした、多領域での深い影…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 335号(2012.4.1)

芹沢俊介「吉本隆明の“ひきこもれ”」

吉本隆明の存在は、戦後という時代が生んだ奇跡のような思想家である。その吉本さんが逝って、はや3週間が過ぎた。ご家族の好意で入院中の吉本さんを見舞うことができたのが2月29日、二度…

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伝統的子育て、存在したことがない

◎精神科医・高岡健さん の話大阪維新の会が提案しようとしていた家庭教育支援条例案は「愛着形成の不足」が軽度発達障害などを誘発する大きな要因であり、それは「伝統的な子育て」によって…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 338号(2012.5.15)

「子どもたちに寄り添う」弁護士 坪井節子さん講演録

子どもシェルターの設立者が語る シェルターの役割 弁護士として、社会福祉法人「カリヨン子どもセンター」の理事長として、いじめや虐待に苦しみ、生きるか死ぬかの瀬戸際まで追い…

  いいね!   koguma koguma from 338号(2012.5.15)

休学生の孤立を防ぎたい ユースリンク設立

ユースリンク・石本宇さん × 柏原章人さんに聞く 「就活失敗で自殺する若者、4年で2・5倍に」「自殺を考えた経験がある20代、28・4%」――。14年連続で自殺者が3万人を…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 339号(2012.6.1)

論説 内田良子「学生運動と登校拒否」

『Fonte』が存続の危機にあるという号外が前号で発行されました。各地の登校拒否を考える会の通信が、つぎつぎにこの危機を伝えています。休刊になったら困るという切実感が伝わってきま…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 339号(2012.6.1)

時評「家族に金があろうと生活保護はとればいい」立岩真也

ひとつは「扶養」の問題、そして家族の問題だ。このたびの会見やら報道やら、「研究者」がそんなことではいけないとは思いつつ、私はげんなりというか、いたたまれないという感じで、ほとんど…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 340号(2012.6.15)

小さな学校をつくれるように

東海大学教授 小貫大輔さんに聞く 今回お話をうかがったのは、東海大学教授の小貫大輔さん。小貫さんは国内外で長年、ブラジル学校やシュタイナー学校など、オルタナティブスクールへ…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 340号(2012.6.15)

【公開】当事者講演録「不登校・ひきこもりのプロセス」

不登校・ひきこもり経験から、相談機関を開設した丸山康彦さんの講演抄録を掲載します。 絶望の末の底つき体験本日は「不登校・ひきこもりのプロセス~点ではなく線で見る~…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 342号(2012.7.15)

時評「こころの健康」早期介入問題

日常生活に介入するまなざし「こころの健康推進議員連盟」が「こころの健康基本法案(仮称)骨子案」をまとめました(本紙341号参照)。そこでは「こころの健康」保持のため、早期発見・早…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 342号(2012.7.15)

「健康政策による取り締まり」評論家・佐々木賢

1994年、マラケシュ協定が作成され世界貿易機関(WTO)が設立されました。これにより教育、郵便、福祉、医療、刑務所など、あらゆる公共機関が民営化へ、つまり商品化する流れができま…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 341号(2012.7.1)

「あきらめずに批判的検証を」住友剛

橋下徹大阪市長が就任して半年、この間、大阪市や大阪維新の会などから次々にくりだされる行政改革の諸提案には、子どもの人権尊重という観点から見て問題点が多々見られる。ただ、間をおかず…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 341号(2012.7.1)

漫画『沈黙の艦隊』作者 かわぐちかいじさんに聞く

今回のインタビューは漫画家・かわぐちかいじさん。取材によって、かわぐちさんの娘さんも不登校だったことがわかり、当時の心境もお聞きすることになった。 うちの娘も不登校だったんだ―…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 341号(2012.7.1)

時評「選択ストーリーにさよならを」

◎(仮称)オルタナティブ教育法案と不登校学校が一枚岩で画一的だから、いつまでも不登校が苦しい問題としてある。だから選択できる学校制度にすれば問題は解決する。既存の学校に行かなくて…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 343号(2012.8.1)

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タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

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