記事タイトル一覧

不登校、わたしの場合

記事テーマ:当事者の声

鼻持ちならない子どもだった。本を読んでいたし、分からないと思うことは少なかった。とても優しい祖母もいた。まわりに依存し、優越感が少しずつ溜まっていったのだろう。学校での集団生活をしていれば、挫折もある。生徒にやらせる些細な作業。 「今から渡す台紙に、自分の名前の紙を探して貼ってくださーい」。ボーっとしていた僕は、クラスのほかの子の名前の紙を自分の台紙に貼っていた。気付いたときに、自分の脳裏に浮かぶ言葉。"どっちの道へ、行きますか?”A「まちがえたことを先生に言い、取り替えてもらう」。そん…

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“復興再生、こどもの参画

記事テーマ:集会情報

4月20日(金)~22日(日)にかけて、こども環境学会2012年大会「復興再生・こどもの参画~こどもに優しいまちづくり~」が宮城県仙台市で開催される。 昨年の東日本大震災で甚大な被害に見舞われた仙台市。子ども会のお世話をする中高生のジュニアリーダー発祥の町であるほか、子どもに関わる独自の活動を展開している団体が多い。そうしたなか、被災地で復興にあたる子ども・若者を支える機運が高まりつつあることを受け、こども環境学会では、街づくりにおける子どもの参画や子どもの環境について、子どもとともに考…

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わが家の場合「横に控える」

記事テーマ:親の思い

わが家に「不登校」が訪れたときの気分を、年末漢字風に一字で表すならば「難」でしょう。信じがたく、あり得ない苦難の如く。 そして、そこからそれ以前を透かして見ると、「無難」に漬かっていたように思…

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つながるオルタナティブ北海道 第11回

記事テーマ:連載

江別登校拒否と教育を考える会・モグラの会 谷本由美子 もぐらの会は、正式には「江別登校拒否と教育を考える会・もぐらの会」と言います。誕生したのは、1992年の8月でした。 そのころ、「北海道…

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休刊危機 スタッフ緊急座談会

記事テーマ:編集部より

ぜひ乗りこえたい 茂手木涼岳 『Fonte』スタッフが休刊危機に何を思い、新聞づくりに関わっているのか、声を聞いてみたい――。読者より寄せられた意見を受け、東京編集局スタッフ3名による座談会を行な…

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不登校の歴史 第336回

記事テーマ:連載

開校に向けて準備の日々 廃校を借りて創る学校、といっても、資金準備は本当にたいへんだった。05年9月、設立発起人準備会を開催。規約、パンフレット、特区提案内容、教員候補、評議員構成、理事選出など、…

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書評『ゆっくりとラジカルに』

記事テーマ:書評・映画評

内田雄造追悼文集『ゆっくりとラジカルに』が刊行された。内田雄造氏は、本紙論説委員であり、「モモの部屋」主宰の内田良子さんの夫。2011年1月、内田雄造氏は急性心筋梗塞により急逝(享年68歳)。196…

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食べるいのち 第3回

記事テーマ:当事者の声

これまで「食べるいのち」では4度の孵化を試みてきた。1度目の孵化挑戦は本紙299号に掲載されたが、2度目の孵化挑戦は、わが家で行なうことになった。 卵を受け取った日のことは忘れもしない。池袋駅…

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ひといき

記事テーマ:ひといき

今年に入って、妻が独身時代から飼っている猫がわが家にやってきた。御年9歳、名を"小町”という。非常におとなしいトラ柄のメスである。

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かがり火

記事テーマ:連載

社告 全国不登校新聞社は1998年5月に「不登校新聞」を創刊、NPO初の新聞社で唯一の不登校専門メディアとしてスタートし、2004年6月には「Fonte」と紙名を変更、不登校だけではなく、子どもを…

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講演"学校にとらわれず、ともに育つ"開催

記事テーマ:集会情報

4月21日、連続講座第4回「学校にとらわれず、ともに育つ」が兵庫県神戸市にて開催される。主催はデモクラティックスクールまっくろくろすけ。講座は主催団体代表・黒田喜美さんと「スロースペース・ラミ」代表・小野洋さんの講演による2部構成。 講師はともに、学校以外の子どもの居場所づくりに長年尽力してきた。

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親の会

記事テーマ:集会情報

第3水曜日(18日)■宇宙船(不登校から学ぶ会)例会(神奈川) 連絡先 045-894-3670(宮下) ■ブルースカイ親の会(長野) 連絡先 026-278-7223(松田) 第3木曜日(19日)■神戸・アルバトロス(兵庫) 連絡先 078-351-1140(山本) ■三田「トゥモロウ」例会(兵庫) 連絡先 090-9708-7968(野間) ■不登校・ひきこもりを話す市民の会(兵庫) 連絡先 078-360-0016 ■いじめと不登校とひきこもりから子どもを守る会…

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記事テーマ:集会情報

15日(日)■シンポジウム「3・11東日本大震災以降の世界―今、乗り越えていかなければならないこと―」 会 場 永山公民館ベルブホール(東京) 時 間 午後6時半~ 講 師 小森陽一さん(東京大学大学院)、明石昇二郎さん(ルポルタージュ研究所)ほか 参加費 500円 主 催 北京JAC多摩 連絡先 090-5191-3832(吉田) ■講座・自治の感性を磨く!市民の学び舎・たま「学ぶ権利の現在とこれから①~教育基本条例について考える~」 会 場 恵泉女学園大学南野キャンパス…

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