624号 2024/4/15
タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…
玄田有史『ニート』から三浦展『下流社会』まで、世間に流布する「ニート」・「フリーター」論、ひいては若者論に対する批判本である。3部構成で、著者たちがそれぞれのパートを担当している…
0 いいね!教育社会学者の刈谷剛彦さんと、高校の教壇にも立つ異色のジャーナリスト増田ユリヤさんの対談を中心にまとめられた本である。東京の教育の問題点を切り口に、今の日本の教育の問題点が次々に…
0 いいね!著者は長年、公園緑地の建設に関わってきた研究者である。その公園緑地が、犯罪空間となった宮崎事件を契機に、その後、環境造園学という観点から、酒鬼薔薇事件、京都日野小事件、新潟少女監…
0 いいね!『引きこもり狩り』というタイトルはやや衝撃的ではあるが、サブタイトルにあるように「アイ・メンタルスクール寮生死亡事件/長田塾裁判」という現実に起きた事件をていねいに検証しながら考…
0 いいね!兵庫県明石市で1998年から活動する「明石不登校から考える会」。足かけ10年の活動をもとにして、このたび一冊の本を出版しました。簡単な記録誌を考えてスタートした企画でしたが、だん…
0 いいね!『永山則夫 聞こえなかった言葉』 著・薬師寺幸二 日本評論社 まんが『家裁の人』の原作者、毛利甚八氏が"命がけで書いてある。必読書中の必読書”と激賞していると聞いて、書店に急…
0 いいね!『子どもに聞くいじめ』編著・奥地圭子/刊・シューレ出版 学校基本調査では、今年から新しく不登校のきっかけ、継続理由に「いじめ」が加えられた。調査結果は、いじめをきっかけとする不…
0 いいね!『貧困襲来』著者・湯浅誠 発行・山吹書店 格差が問題だというとき、私は「じゃあ勝ち組は幸せなんだろうか?」という素朴な疑問をずっと持っていた。べつにヒルズに住みたくないし、うら…
0 いいね!『夜のピクニック』著者・恩田陸 発行・新潮社 いまの私の年令から言っても、好きな作家の小説とはいえ、腰巻に「青春小説」と大々的に書いてある本なんて、読むことなかったと思う。 …
0 いいね!「不登校運動は勢いがない」という話を聞くことがある。そうした話は、親の会や子どもの居場所に集まる人の数が減った(またはFonteの読者が創刊時より減ったという)実感から発せられる…
0 いいね!著者・角田光代 発行・光文社文庫 不思議な物語だった。東京近郊の街に住むフツーの人々が登場する10の短編集。 1つ目は「空の底」という、同級生と駆け落ちの約束をしたけれど、相…
0 いいね!私が学校に行けなかった1980年ごろ、この本を読みました。学校というものが持つ絶対的な重さを、和らげる言葉が必要だったからです。 それから20数年を経たいま、もう一度この機会に…
0 いいね!08年4月29日、本紙創刊10周年記念集会「不登校の森から生まれたもの」を開催した。基調講演は漫画家・萩尾望都さん。萩尾さんは、自分が読んだ本を紹介しながら、「成長と冒険」をテー…
0 いいね!日本文化の隆盛が生んだオタク。アニメ、マンガ、鉄道、旅行、グルメ、ファッションなどなど、その層は広い。オタク研究の第一人者が岡田斗司夫氏。氏の近著が『オタクはすでに死んでいる』(…
0 いいね!『フリーター論争2.0』 編著・有限責任事業組合フリーターズフリー 本書は『生きさせろ! 難民化する若者たち』の雨宮処凛さん、『若者はなぜ3年で辞めるのか?』の城繁幸さんなどを…
0 いいね!ひきこもりの本といえば、経験者による自伝か、専門家による解説書か、関係者による支援論と、相場はたいてい決まっています。その逆をついたのが本書です。ひきこもり経験を持つ著者の杉本賢…
0 いいね!不登校の子を持つ親の気持ちを一番理解してくれるのは、やっぱり不登校の子を持つ親だと思います。子どもが学校に行き渋り始めたときの漠然とした不安感。困っているから相談したのに「育て方…
0 いいね!2016年は国が不登校調査を始めて50年目という節目にあたります。本紙でも「不登校50年証言プロジェクト」という取り組みをスタートしました。その際に「これを読んでおくとちょっと助…
0 いいね!何とかして学校に戻したほうがいい。家から連れ出して就労させよう。これが不登校・ひきこもりの子どもたちに対する世間一般のまなざしであり、行政などの支援も、学校復帰と就労が主軸です。…
0 いいね!不登校した子どもたちはどんな気持ちだったのか。その後にどんな人生を歩んでいるのか。そんな不登校とその後を追った1冊です。サラリーマン、二級建築士、学生など、8人の不登校経験者が登…
0 いいね!タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…
就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…
「中学校は私にとって戦場でした」と語るのは、作家・森絵都さん。10代に向けた小…