不登校新聞

624号 2024/4/15

「奥地圭子」に関連する記事

「3年間、学校の階段ですごした」という話に思う

今日、会った人は「『親といっしょなら学校に行ける』とお子さんが言ってるので」と学校から言われ、毎朝、同伴登校をしてきたという。 しかし、同伴登校後、一人になった子どもの居る…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 435号 2016/6/1

フリネット10周年のJDEC 不登校の歴史vol.435

2011年が明けた。この年がどんなにたいへんな年になるか、3月11日になるまでは誰も知らない。3・11のちょうど1カ月前の2月11日、東京ではめったにない大雪、それも吹雪の中、第…

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幻となった「新しい公共」 不登校の歴史vol.434

2010年の社会的活動で、もう一つ落とせないのは、民主党政権が呼びかけて設置された「子どもを見守り育てるネットワーク推進会議」だろう。ただし、短命な政権であったこと、3・11とい…

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都の不登校対策、報告書まとまる

東京都の「不登校・中途退学対策検討委員会」は1年間、検討してきた内容を2016年2月にまとめ、94ページの報告書を発行した。すでに2016年4月から都は報告結果を受けての取りくみ…

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不登校の歴史 第433回 NPO活動が支える不登校

前号で記した通り、2010年ごろは社会全体に「生きづらさ」が広がっていたが、NPO、市民らはつながりあい活動を活発化させていた。こうした活動があるからこそ、当事者を支えられたり、…

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不登校の歴史 第432回 格差社会と子どもの貧困

2010年ごろ、社会の格差が広がり、とりわけ20代、30代の若者にはつらい状況をもたらしていた。非正規雇用者の増加、リストラ、困難な再就職など雇用状況は不安定化していた。2010…

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かがり火 奥地圭子

4月、新年度を迎えた。小学生、中学生、高校生、みな、1年間が新しく始まる。今年は一人ひとり、どんな1年になるのだろう。 きっと学校がつらくなったり、疲れちゃったり、行くこと…

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「不登校の歴史」第431回 2010年という年

前号で2010年6月1日にフリースクール議員連盟が民主党政権下のもと、15カ月ぶりにやっと再開されたことを述べた。再開時、市民から要望したことは新法制定。憲法で定められた教育を受…

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第430回 久しぶりの議連再開

2010年6月1日、衆議院第一議員会館では、「フリースクール環境整備推進議員連盟」の第5回総会が開催された。この議連は、フリースクール全国ネットワーク(以下・フリネット)の働きか…

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震災のなかで不登校の子たちは

かがり火 2011年3月11日。忘れられない、忘れてはならないあの日。東日本大震災による巨大な破壊に直面した日。まもなく満5年を迎える。 あの日、2万人の方が命を落と…

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第429回 新法(案)に寄せられた声

2010年の春から夏にかけて、「オルタナティブ教育法(仮)」に対して、いろんな意見を寄せてもらい、毎回のフリースクール全国ネットワーク新法研究会で、一つひとつが検討された。全部で…

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第428回 民主党政権下の議連再開

先号まで紹介した骨子案第1号は、その後多くの人たちに送られ、検討されていくことになる。フリースクール、様々な学校外の場の関係者、親の会世話人、学生や大学関係者、支援者などに送付、…

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第427回 どういうしくみなら

今、本欄では教育の「しくみ」をどう変えたらいいか、について研究したり、取り組んできたりしたことを書いている。書きながらふと思い出すのは、昔、ある親の会の講演会に呼ばれたとき「今ま…

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第426回 最初の骨子案

新法研究会でまとめた最初の骨子案は、実際はその後どんどん変わっていくのだが、たたき台になったものを、まず紹介する。法案は普通教育を対象とし、憲法、教育基本法のもとに、現在は学校教…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 426号 2016/1/15

第425回 オルタナティブ教育法

「フリースクールからの政策提言」に盛り込んだ「フリースクール等についての新法制定」を具体化するべく、「フリースクール全国ネットワーク」では、2009年6月20日、「新法研究会」を…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 425号 2016/1/1

第424回 法案を考え始める

そろそろ、私たちが「多様法」と呼んでいる、新法を求める運動について書いていきたい。それは2015年5月から9月、「義務教育の段階に相当する普通教育の多様な機会の確保に関する法律案…

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不登校の親にできる5つのこと 本紙理事・奥地圭子

長男の登校拒否、これが30年以上に渡って不登校に関わってきた私の原点です。当時、小学校の教師として「学校には行くべきだ」と信じて疑わなかった私にとって頭を抱える毎日でした。親の不…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 423号 2015/12/1

性が多様なら、教育も多様に パートナーシップ証明書を受けて

かがり火 2015年11月5日、東京都世田谷区が同性婚に対し「パートナーシップ証明書を発行した」とのニュースがあった。まだ法律が変わったわけではないので、証明書には法的拘束…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 423号 2015/12/1

第423回 私立通信制高校

勉強が苦手、集団が苦手、いざ学習するとなると緊張してしまう……。そういう子どもも含めて、東京シューレが通所型の「フリースクールコース」、在宅支援型の「ホームシューレコース」の2つ…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 423号 2015/12/1

第422号 高校進学の意味

東京シューレが、フリースクールでありながら高校の学習センターとなり、王子、新宿、流山の3つの通えるスペースと、全国に点在するホームシューレで高校卒業資格がとれる仕組みをつくって4…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 422号 2015/11/15

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就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…

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