不登校新聞

624号 2024/4/15

「かがり火」に関連する記事

かがり火 奥地圭子

ときに自分の原点をふり返るというのは意味深いことだ。私事で恐縮だが、私の人生の原点は、わが子の登校拒否。しかし、もう一つある。そもそも子どもと関わる仕事をしたいと心熱く思ったのは…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 210号 2007/1/15

かがり火 多田元

成人式と言えばわが子と日の出を海辺で眺めた「一人だけの成人式」が思い出だ。「こもる」こともその人なりの社会との関係のもち方であり、一人だけの成人式もお仕着せの式より「その人らしい…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 211号 2007/2/1

かがり火 森英俊

学校が疲れきっている。子どものいじめやいじめ自殺にかかわる児童・生徒の指導や管理がきびしくなり、教員の長時間勤務や過重労働も指摘されている。子どもや親だけでなく、保護者も学校にふ…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 212号 2007/2/15

フリースクールへの偏見と差別 奥地圭子

かがり火 「社会は学校から逃げた人間を必要としていない」「ニートは人の道に非ざる者ではないか」これはある本の中の見出しである。

  いいね!   kito-shin kito-shin from 213号 2007/3/1

かがり火 多田元

岡崎市のホームレス襲撃は現代の貧しさそのものを表した事件と言える。いのちを奪われた69歳女性は当時家庭を捨てていたが、駅前広場で女子高生らと明るく会話し、相談を受けたりもしていた…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 214号 2007/3/15

かがり火 森英俊

いま、この国の雲行きが怪しい。現政権は、憲法改正の国民投票法案と、教育再生のための関連法案を最重要テーマとしている。いずれも私たち国民の生活に直接かかわる大問題である。 日…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 215号 2007/4/1

かがり火 奥地圭子

「ああ、今の日本は、坂から転げ落ちているのかも知れない」と思ったのは、たて続けに驚くようなニュースを聞くからだ。 教科書検定では、沖縄戦について「日本軍に『集団自決』を強い…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 216号 2007/4/15

かがり火 多田元

14歳未満で非行をした少年(触法少年)も児童相談所ではなく、警察が取り調べ、家庭裁判所が少年院収容を決定できることなどを中心にした少年法一部改正法が成立の見通しだという。 …

  いいね!   kito-shin kito-shin from 217号 2007/5/1

かがり火 森英俊

「諸刃の剣」という言葉は、両辺に刃のついた剣で相手を切ろうとすると、みずからも傷つける恐れがあることから、一方では役に立つことでも他方では大きな害を与える危険があることを教えてい…

  いいね!   kito-shin kito-shin from 218号 2007/5/15

かがり火 奥地圭子

5月14日、国民投票法法案が国会で決まった。イラク特措法も次の日、衆院通過した。18日には、教育関連三法案も衆院で可決された。これは、昨年暮に改定された教育基本法の具体化のため、…

  いいね!   none 匿名 from 219号 2007.6.1

かがり火 多田元

6月1日は「子どもの虐待防止ネットワークあいち」初代の代表祖父江文宏さんの命日だった。祖父江さんは児童養護施設暁学園園長で、子どもを小さい人と呼び、「エンチョウスケ」と慕われてい…

  いいね!   none 匿名 from 220号 2007.6.15

かがり火 森英俊

ようやく梅雨入りしたが今年は雨不足が心配されている。今でこそ梅雨は梅の実の熟するころに降る雨と考えられているが、かつては黴雨と書いて、黴のはえやすい雨の季節と呼んだ。 黴がはえ…

  いいね!   none 匿名 from 221号2007.7.1

かがり火 奥地圭子

7月5日、国会が閉幕した。多数という名の暴力を、これほど見せつけられた国会はなかった。何という文化度の低さか。恥も外聞もない。日本には「たががはずれる」という言い方があるが、現内…

  いいね!   none 匿名 from 222号(2007.7.15)

かがり火 多田元

7月7日名古屋での子どもセンター「パオ」で1周年記念講演で、絵本の五味太郎さんは子どもの学力国際比較で「読解力」が日本は14位で、学力低下と言うが、「読解力」を測る物差しがどこに…

  いいね!   none 匿名 from 223号 2007.8.1

かがり火 森英俊

箱根の『星の王子様ミュージアム』から便りが届く。「昔、いちどは子どもだった、おとなの人に」というサン=テグジュペリのメッセージが添えてある。 かつて不登校を経験した青年の母親か…

  いいね!   none 匿名 from 224号2007.8.15

かがり火 多田元

登校拒否を考える全国ネット夏合宿が今年で18回目を迎えた。毎年、子どもたちの発言を聴くのを楽しみに参加する。「自分で決めた不登校」、学校へ行かなかったことで苦労もあるが、行かない…

  いいね!   none 匿名 from 225号 2007.9.1

かがり火 奥地圭子

長野県上田市には、今まで何度か行きながら、うわさに聞いていた「無言館」を、私は一度も訪れたことはなかった。 チャイルドライン上田の招きで8月5日現地に行くことになったとき、早朝…

  いいね!   none 匿名 from 226号2007.9.15

かがり火 森英俊

鳥取県境港市出身の漫画家・水木しげるさんは『ゲゲゲの鬼太郎』の作者としても有名であるが、戦争で、片腕を失い、必死で生き抜いた体験や思いを漫画家として伝えようとしている。 身体的…

  いいね!   none 匿名 from 227号(2007.10.1)

かがり火 奥地圭子

"教育”の名のもとに、子ども・若者に対し、指導者の立場にある者が暴力を振るう。 時津風部屋で、17歳の弟子を親方がビール瓶で殴り、兄弟子たちも金属バットで殴打、翌日激しい「ぶつ…

  いいね!   none 匿名 from 228号2007.10.15

かがり火 多田元

附添人を担当した少年と少年院で面会する機会が増えている。先日訪問した少年院では定員を10%超過した過剰収容である。全国の少年院が定員割れしていた60年代後半に比べて少年事件は顕著…

  いいね!   none 匿名 from 229号 2007.11.1

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「中学校は私にとって戦場でした」と語るのは、作家・森絵都さん。10代に向けた小…

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