622号 2024/3/15
「中学校は私にとって戦場でした」と語るのは、作家・森絵都さん。10代に向けた小…
11月は、児童虐待防止推進月間である。啓発活動として「オレンジリボンキャンペーン」が行なわれている。数年前に栃木県であった子ども虐待による死亡事故をきっかけにして始まったものだ。
0 いいね!「学校には行かない」。いや、もう学校にはこだわらない、行かないなら行かないでいい。なかなか朝おきられない。なら、無理に起こさない。自分のペースでいいと思う。「受験する」と言う。そ…
0 いいね!子の年が始まる。子は、十二支の一番目に位する。わが国では、人間に身近な動物として鼠を当てる。地方によっては、大国主命の使いとして、大事にされるところもある。 小澤俊夫さんが編集…
0 いいね!本紙を創刊したのは98年5月。今年、満10周年を迎える。 不登校専門メディアとして、当事者から学ぶことを大事にする市民がつくる新聞として、月2回の発行を続けることができた。はじ…
0 いいね!暦は立春。冬来たりなば春遠からじ。近ごろしきりにこの言葉が浮かぶ。冬の厳しい寒さがあって、春待つ心が実感できたのに、温暖化は季節感も薄れさせるが。 その季節感ではなく、子どもに…
0 いいね!雨水は二十四節気のひとつで、立春から約15日間が過ぎると雪が雨に変わって、水ぬるみ草木の芽が出始めるころと言われる。地方によっては、まだ積雪の残る所もあるだろうが、雨水が過ぎ啓蟄…
0 いいね!近年、不登校は専門家にみてもらうものという流れが強まっているが、故大久保春茂さんは「その子の専門家は親だよ」と、よく言っておられた。本当に子どもとともに生きている親の話は含蓄が深…
0 いいね!「むかしのこども」という五味太郎さんの絵本がある。子どもにとって学校が50年以上前から変わらないと感じ、この絵本をつくったと言う。 筆者も最近いつまでたっても「学校」が変わらな…
0 いいね!今は昔、春爛漫。4月は、光と闇の交錯する季節でもある。学校では進級・入学をめぐって、社会では就職や異動をめぐってさまざまな思いが飛び交っている。 以前、親の会に来た母親が「よう…
0 いいね!4月に入り、新学期が始まった。不登校の子の学校である東京シューレ葛飾中学校も2年目が始まった。ここはフリースクールの公教育化を目的に、子ども・親・市民でつくり出した、新しいタイプ…
0 いいね!この新聞が創刊されて、満10周年になる。不登校新聞からFonteに名前が変わったものの、一貫して不登校やひきこもりの当事者の視点に立って発行されてきた。編集局や支局のスタッフ、そ…
0 いいね!本紙創刊10周年記念集会の萩尾望都さんの講演は、集会の「不登校の森から生まれたもの」というテーマにふさわしい内容だった。 31冊の愛読書をわざわざ持ってきて、壇上のテーブルに並…
0 いいね!フリースクール環境整備推進議員連盟ができたことは、すなおに、すごいと思う。東京シューレを開設して、この6月でちょうど満23年である。やっと、という思いである。 この議連が誕生し…
0 いいね!夏の風物詩になっている蛍と蝉は、成虫としての命の盛りが短いことから「蛍二十日に、蝉三日」と呼ばれる。6月に、全国の蛍の名所で見られるゲンジボタルは、一年の大半を地中で幼虫、蛹とし…
0 いいね!日本の最高裁判所は憲法81条で法律や行政が憲法に違反していないかを決定する違憲審査権があるのに、憲法違反の判断を滅多にしない。しかし、6月4日、子どもの人権に関してめずらしく違憲…
0 いいね!今年もチャイルドラインの「受け手養成講座」が始まり、「子どもの心の声を聴く」というテーマで話をしてきた。子どもの心の。 声というのは、悩みであることも多い。少ない言葉のなかから…
0 いいね!本紙の発送は、前号の455号まで、不登校の子どもを持つお母さん方の手によって支えられてきた。じつに455回、ていねいに手作業していただいたのである。今号から発送代行業者へ依頼する…
0 いいね!目は見るため、耳は聴くためにあり、時間を感じとるために心がある。佐賀での登校拒否全国ネットワーク夏合宿の講演で内田良子さんが引用されたエンデの言葉だ。 1泊2日の合宿のひととき…
0 いいね!彼岸の入りを前にして母を亡くした。私の子ども時代、学校に行かない時期をもっとも心配してくれ、苦労をかけたのが母であった。 母親になるということは、まず乳飲み子である赤子を大…
0 いいね!「中学校は私にとって戦場でした」と語るのは、作家・森絵都さん。10代に向けた小…
「この歪んだ社会では『逃げること』以外に貫ける正義はないよ」。『みんなうんち』…
今回は数々の高校の立ち上げに携わり、不登校の子の進学事情にもくわしい時乗洋昭さ…