622号 2024/3/15
「中学校は私にとって戦場でした」と語るのは、作家・森絵都さん。10代に向けた小…
「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」が2016年12月に成立した。法の施行にあたっては、基本指針を定める必要がある。これは文科大臣が定めるの…
0 いいね!かがり火 十数年ぶりの寒波襲来を受けて、豪雪などの被害を受けた地方もあったことと思われる。 学校に通っている子どもも、インフルエンザの大流行のため自宅待機をしていたケ…
0 いいね!冬来たりなば春遠からじ。節分の豆まきをして立春を迎える。1月のオバマ大統領の最終スピーチは心に残る言葉にあふれる一方、これから少し厳しい冬の寒さがぶり返す時代を予感した市民への励…
0 いいね!憲法26条は、すべての国民に教育を受ける権利を保障している。この26条の学習権保障は、人権保障の中核だと自分は考えている。 人が人として生まれただけで尊厳ある存在で、一人ひ…
0 いいね!新年あけましておめでとうございます。『不登校新聞』もまた新たな気持ちでスタートしたいと思っている。毎月読者の一人からその月に起こった子どもに関わる事件などの報道記事の切り抜きが送…
0 いいね!福島県から横浜市へ東日本大震災、原発事故の被害から小学校2年生で避難してきた子に対する小学校時代からの深刻ないじめが明るみに出た。 彼が昨年小学校6年生のときに書いた手記の…
0 いいね!文部科学省が学校基本調査で、今でいう「不登校」調査を開始して、今年で50年目になること、本紙読者はご存知だろうと思う。 日本社会が「不登校」を認識し始めて半世紀が経つという…
0 いいね!2016年10月21日、午後2時すぎに鳥取県中部地方で最大深度6弱の地震が発生した。筆者の住む鳥取県東部地方では震度5弱。診察中だったため、机の下にすぐ避難する者もいた。 …
0 いいね!ボブ・ディランにノーベル文学賞のニュースは戦争や犯罪の暗い話題に満ちているなか、ひさびさにさわやかな話題だ。「風に吹かれて」の歌をテレビ、ラジオで毎日聴く楽しみがある。 ア…
0 いいね!学校がいやだとは言わない。宿題もサッサとやる。明日の準備も自分からやる。 しかし、就寝するころから腹痛を訴える。やがて寝入るが、朝は「平気」と言って登校する。しかし3時間目…
0 いいね!毎年、何回か講演会に招かれることがあり、2016年は11月に信州上田まで行くことになった。基本的な講演趣旨は、おおむね決めているが、どのような切り口で話すか思案中である。大河ドラ…
0 いいね!2016年9月1日、始業式から戻った中学3年生の面接相談を受けた。彼女はその小さな背に家庭の重い問題を背負いながら懸命に生きている。昨夜は山のような夏休みの宿題を午前3時までやり…
0 いいね!18歳までの日別自殺者数を見てみると、長期休み明けに、ぐんと多いことが少しは知られるようになった。なかでも9月1日は、過去42年間の合計がその日だけで131人である。 学校…
0 いいね!暑い夏の一日を広島ですごしてきた。甥の結婚式でスピーチを頼まれたからだ。人生に必要なものはなにか。昔、高校の卒業アルバムに「人生は、パンと水、涙と笑」と書いていた教師があった。そ…
0 いいね!学校の夏休みを前に文科省が、夏休み明け前後に子どもの自殺が急増するので自殺予防の取り組みを全国の教育委員会と学校に呼びかける7月8日付通知を出した。 通知は、①夏休み前にア…
0 いいね!「不登校50年」証言プロジェクト。古い話を知っている方は、当然ご高齢だから、早めにお会いしよう。不登校児に昭和28年に会ったという話をしておられた坂本悦雄さんは、お元気であろうか…
0 いいね!7月1日は「更生保護の日」でもある。「更生保護の日」とは犯罪や非行を未然に防止すると同時に、罪を犯した人や少年の更生と円滑な社会復帰を促進するための記念日として昭和36年に法務省…
0 いいね!私が子どもセンターパオのパートナー弁護士として支援をしてシェルターで生活していた14歳の女性が、あるとき私に「子どもは損だ。大人が何でも決めるから。早く大人になりたいわ」と不満を…
0 いいね!今日、会った人は「『親といっしょなら学校に行ける』とお子さんが言ってるので」と学校から言われ、毎朝、同伴登校をしてきたという。 しかし、同伴登校後、一人になった子どもの居る…
0 いいね!「中学校は私にとって戦場でした」と語るのは、作家・森絵都さん。10代に向けた小…
「この歪んだ社会では『逃げること』以外に貫ける正義はないよ」。『みんなうんち』…
今回は数々の高校の立ち上げに携わり、不登校の子の進学事情にもくわしい時乗洋昭さ…