不登校新聞 読者コミュニティ

一般公開 最近ウェルビーイングという言葉を聞くようになりました。Well-beingをそのまま訳すと「よく存在する」となりますが、翻訳では「幸福」とか「福祉」、「健康」となるようです。ウェルビーイングには、身体的ウェルビーイングと精神的ウェルビーイング、社会的ウェルビーングの３つがあるそうです。
　体が病気になると発熱などの症状が表れ、自分でも不調な兆候を感じる事ができます。しかし心が病んでもなかなかその兆候や症状は理解されていません。人間関係などのコミュニケーションが苦手だと自己責任にされてしまう傾向があります。そのため、何か一つ大きな壁や困難におちいるとすべてを否定してしまったり、絶望してしまったりしてしまいがちです。
　そうなると体が健康なこと、普通に食事ができ、運動ができることその一つ一つにウェルビーイングを感じるはずなのにそれに気づかなくなってしまいます。
　そのような状態では、たとえば「勉強しなさい」と言われてもストレスでしかありません。
　人から言われるのではなく、自分で決めて実行できることで満足感を感じ、それを周りが認めてやることが自己肯定感を高めることになり、次へのエネルギーにつながります。
　視覚的に自分で小さな目標を立てて確認できる無料アプリを見つけました。何か一つ自分で都合の良いときに目標を設定して実行できるかをためしてみてください。ぜひできたらほめて励ましていただければと思います。そして、家のお手伝いなど自分で設定を増やしていくことで自己管理能力が高まります。社会的自立のために最も大事な能力です。
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