不登校新聞 読者コミュニティ

wmarian4061
wmarian4061

一般公開 「不登校」に代わる言葉、ないのかな。。。

 「不登校新聞」にこんなことを書き込むのはいかがなものとは思いつつ、私は「不登校」という呼び名が嫌いです。
 「不登校」を「支援」して「居場所」を「与える」「提供する」、これって「学校へ復帰する」ことを前提とした考え方、あるいは「学校を第一義」とした考え方のように聞こえ、その子がその子である自由や権利を軽視した言い方に思えてなりません。
 全国で19万人を超えた「不登校」。これって本当に当該生徒たちに課題があり、彼らやその保護者が立ち向かい、解決しなきゃならない問題なのでしょうか?教職員の精神疾患による休職者も増加の一途。これって、その人たちの性格や特性に起因するものと言うより、むしろ、150年前からほとんど変わっていない「鯛焼き製造型」(型にはめて同じものを作る)学校教育システムが、もはや時代にそぐわなくなってきたということに過ぎないのではないでしょうか。むしろ研ぎ澄まされた感覚を持つ子どもや教職員、しっかり考える子どもや教職員が、現行の学校教育の課題の犠牲者となり、警鐘を鳴らしているように思えてなりません。
 彼らは「不登校」というよりは、「自分で学校を選択しなかった人たち」であり、一つの立派な生き方であると思います。「不登校」にかわる、もっと言い呼び名はないものでしょうかね?
 「不登校」って、新しい時代にあった学校教育を熱望している最先端の感覚を持った人が多いんですよね。
 そうした子供たちにとって大切なのは、「学校へ復帰する」ことを目的として、学校に行かないことで生じるマイナスと考えられる部分(ホントはマイナスじゃないんですけどね)を穴埋めしてもらうことではなく、自らの人生や生き方に自信を持ち、前向きに生きていく術を身につけるために「学びへ復帰する」ことだと思うんです。
 もう「不登校」って言い方をやめて、彼らの本質を言い表す、なんか他の良い言い方ありませんかね?

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okada_hiroyuki

okada_hiroyuki

 不登校という言葉は不就学問題から来てる言葉だと思います。
戦後の長期欠席児童数の推移を見れば、戦後にとても多かった、これは戦争による困窮、混乱によるもので、貧困から就学できなかった「不就学問題」です、経済復興によって減少を辿りました、池田勇人氏が会長を務めた黄十字会の成果もあるでしょう。
長期欠席児の減少は1970年代中盤まで続き80年代に入って急上昇となりました、学校や行政も対応し、原因究明を求め、様々な理由を提示したけれど解決に至っていません、それは原因をまだ目付けられていないからです、「原因」が見つかれば、登校拒否や不登校に変わって別の名前を付けることができますが、まだ「原因」が見つかっていないからそれまであった「登校拒否→不登校」と言う名前で呼んでいるのだと思います。

shinken

shinken

私はLearningHolidayと呼んでいます。海外で仕事をしながら休みを楽しむことをWorkingHolidayといいます。不登校も同じように学ぶために休んでいるという捉え方です。不登校でも学ぶ方法はたくさんあります。大事なのはそれを自由に選択して社会で自立できる力を育むことです。オンラインで勉強したことを学校で認めてもらい、登校扱いや成績の資料にしてもらえるようになりました。好きなところを好きな時間に自由に取り組むことが認められ、ゆっくりじっくり安心して勉強できる環境を整えられています。