不登校新聞 読者コミュニティ

takahashi
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一般公開 最近Fonteでも、書籍紹介をしてくれていますね。
読者の方々からもおススメ本がありましたら、ぜひ教えてほしいと思いトピ作成してみました。

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takahashi

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『教育という病~子どもと先生を苦しめる「教育リスク」~』
内田良/光文社新書

著者の内田さんは、エビデンス(科学的根拠)を軸に教育リスクの検証や解明に取り組んでいる。印象ではなく具体的な数値を出してくれているので非常に説得力がある。運動会で大流行りの組体操についても、それぞれの位置でどのくらいの負荷があるかなども分かりやすい図で解説してくれている。保護者は感動して見てる場合などではない。大事故に繋がる(既に繋がっている)恐ろしい事態となっている。

その他、2分の1成人式が子どもにあたえてしまう苦悩、部活道の中での指導と暴力の共存による時には死亡に至る事故、部活顧問を強要される教師。我慢や耐えることが、美化されていることには私もずっと違和感を感じていた。体罰に対する処分のゆるく、教育の一環という解釈で何でも許されてしまっている傾向にある。とんでもないことだ。

[教育は善きもの]の思い込みがおかしな方向に行ってしまっている。私自身も「あなたの為」と言いながら子どもを追い詰めてきたので・・・偉そうには言えないけど、やっぱりただの押し付け、子どもはいい迷惑だな。

私達は«教育»の眩さを遮り«集団感動ポルノ»に浸らず、しっかりと教育リスクに向き合わなければならないと感じました。

koguma

koguma

私も読みました。最近の光文社新書のなかでもイチオシでした!

motegiryoga

motegiryoga

内田良面白いですよね。
僕らも注目してて、そのうちインタビューできたらいいなと思っています。

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『モチモチの木』
斎藤隆介 作、滝平二郎 絵/岩崎書店

7月15日号の不登校新聞、〈第414回 震災でひきこもり家庭は〉を読んで
『モチモチの木』の豆太を思い出しました。
臆病で夜は一人でションベンにも行けない豆太が、病気になった じさま の為に冬の夜中に、裸足で医者を呼びに行くお話です。名作なのでご存じの方もきっと多いでしょう。
最後のページの じさま の言葉が大好きです。

「自分で自分を弱虫だなんて思うな。人間、優しささえあれば、やんなきゃならねえ事は、きっと やるもんだ。それを見て他人がびっくらするわけよ。ハハハ」  (絵本ではひらがなです。)

びっくらするのは、他人。臆病な豆太を心配しながらも じさま は豆太を信じていたんだなぁ・・・。
これをキッカケに勇敢にならずに、じさまが元気になると臆病な豆太に戻るところも好きです。
全国に豆太は居ますねぇ~。そして、うちにも居ます(*^-^*)

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『食品の裏側~みんな大好きな食品添加物~』
安部司/東洋経済新報社

”純品の添加物なら食品に混じりこんでいるものでも100種類ほどは舌で見分けることができる”著者が、自分の開発したミートボールを長女が食べているのを見て凍り付いた。そこで初めて食の安全に目覚め、勤めていた食品添加物の専門商社を辞めるんですね。

これは、是非とも読んでおくべき本です。安部さんは食品添加物を全否定はしません。便利でありがたいモノだけど、ちゃんと情報を知った上で利用するべきと言ってます。こんなに添加物が使われるのは安さばかり求める消費者にも問題がある。・・・・・全くそのとうりです。
自分の身は自分で守りましょう。

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『八郎』
斎藤隆介作/滝平二郎画/福音館書店

これは絵本です。秋田弁で書かれています。
今、大田堯さんの[かすかな光へと歩む生きることと学ぶこと]を読んでますが、
母語・方言について書かれたところを読み無性に読みたくなりました。
久々に読んでみて、なんだか感動です。
子どもたちには、「なに言ってるかわからない(=_=)」と言われてしまったりしますが・・・・(笑)。東北出身の方に特におススメです。私は岩手出身です。

あ~あ、八郎や三コみたいな政治家がいたらいいのになぁ・・・などとも思ってしまいました。

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『原わた@ゆがみちゃん』

これは、なんでしょう?
ツイッターの中でのみの連載かもしれません。疎いのでよく分かりません(^^;)が、
偶然辿り着きました。いわゆる〈毒親〉をもった方のお話で、漫画です。
ゆがみさんは、現在結婚しお子さんもいらっしゃいます。
物語は子どもの頃から現在のことまでが描かれていて先日完結しました。
共感する方も多いと思います。
ホントに酷い扱いで胸が痛くなりましたが、最終話のまとめがすごく良くてとても納得できました。(ネタばれになるので具体的には書きません。)
是非検索してみてください。

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『断薬のススメ』
内海聡/KKベストセラーズ

病気を治すのは医者でなく、自分自身ってことですね。
これは大田堯さんが同じことをおっしゃってます。
そして体は、食べた物で出来ている。

子どもが不登校になったことで、私は世間の常識や当たり前と言われることに
疑問を持つようになった訳ですが、そんな私にある種の答えをくれるような本でした。本の中には断薬を進めていった方の体験談が沢山載っていて今飲んでいる薬に疑問を持っている人は参考になると思います。特に精神薬についての体験談が多かったです。
断薬も、ただすればいいのではなく、自分の愚かさに気づき自ら変わっていくことが最も大事だというメッセージを受け取りました。方法論ではありません。
途中、なんだか宗教っぽい感じ(~_~;)もありましたが、とても価値のある一冊でした。


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『星か獣になる季節』
最果タヒ/筑摩書房

分かりません。
どうしてそういう発想になるのかおばさんには全くわかりません。
これは、友情物語?なのでしょうか?
全く君たちの気持ちが分からない・・といいつつも妙にリアリティを感じてしまうコワさがある。

若者の感想が聞きたいところですね。



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『揉まない 押さない 引っ張らない 肩こりは10秒で治る』
佐藤青児/祥伝社

痩せるため、肩こり防止のためと色んな筋トレをしようとするがその度に具合がわるくなる私。
ゲッタマン体操でも異常に肩こりになり続けられなかった・・・・。

そんな時、「筋トレは筋肉を固くしてしまい逆効果、緩めるのが正解らしい」という情報からこの本を読んでみた。
面白いのが、何故か著者は固まった筋肉を〈ひきこもりの子ども〉に例えているところ。両親がグイグイ引っ張るから悪化した・・・とか、直接働きかけてはいけない・・・とか。
非常に的を得ているので驚いた。もはや10秒で肩こりを治すより、著者がなんでひきこもりについてこんなに理解しているのかが気になるなぁ・・・。

後半には具体的な体操の仕方が載ってます。
実践するには、コツがいるらしく難しそうですが、各地でお弟子さんが体験教室を開いてるようなので機会があったら参加しようとおもいます。

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『ポラード病』
吉村萬壱/文藝春秋

本当の事から目をそらし、思考停止に陥っているかのよう。
団結とか、明るく元気にとか、故郷は絶対とか。
みんなと同じにするのが良い事。
違う意見は悪い事で、排除される。

これは小説だけど、こんな異論を言えない雰囲気というのは現実の世界では
いくらでもあるなぁと思う。

本当のことが報道されなかったり、多数決や惰性で物事が決まったりする。
逆らえない空気感が支配してることもよくある。

コワイ小説だった。読んでいて、なんとなくフクシマを連想してしまった・・・。

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『死刑でいいです~孤独が生んだ二つの殺人』
池谷孝司/新潮文庫

大阪で二人の姉妹を刺殺した山地悠紀夫について書かれていた。
ページをめくると「山地は広汎性発達障害のアスペルガー症候群と少年院で山地が診断されていた・・・」と書かれていた。
(少年の凶悪事件を発達障害と関連付ける本だった嫌だなぁ~・・・・。)
と思ったけど、読む本がなかったので読み始めた。

結果、読んでよかった。
ただ事件を追って、偏見まじりで事実を並べているのではなく、山地の周囲にいた人達に広く話を聴き、深いところまで掘り下げている。
教師や友人、弁護士、少年院の教官、精神科医などに丁寧に取材されていると感じた。

高岡健さんも関わっていたのですね。

相手への共感性が乏しく、反省を感じにくい人の再犯防止の為には[反省なき更生]が重要だという藤川洋子さんの話は斬新とも思いましたが良く理解できる内容でした。

世間に広がる広汎性発達障害の人は異常で危険だ、という偏見を払拭する本でした。

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shikoさんへ

是非、読んで下さい。

>発達障害を理由に検察側の求刑より重い量刑を言い渡されたケース
大阪のひきこもりだった弟が姉を刺殺した事件でしょうか?
その件に関しても触れています。

少年事件を数多く手がける弁護士の岩佐嘉彦さんの読者インタビュ-で、発達障害に接する親や子どもに向けて励ます言葉として
『本人の話を素朴に聞くことが大切』と言ってます。
これは内田良子さんがいつも仰ってる事で、発達障害の子に限らず、
全ての子ども(大人)に言えることだと思います。

後半に出てくる、「発達障害をもつ大人の会」の記事も興味深く読みました。

あまり書くと、これから読む人の楽しみがなくなるのでやめます。
もともとは、共同通信大阪社会部が全国の新聞に配信した連載に加筆したもののようです。
新聞で読んだ方もいらっしゃるかもしれません。
いろいろ考えさせる本なので、読む人が沢山いたら読書会で意券交換など出来るといいですね。


shiko

shiko

以前、発達障害を理由に検察側の求刑より重い量刑を言い渡されたケースもあります。発達障害と事件性について、もっと掘り下げて理解されるべきですよね。読んでみよっかな~。

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『あたし研究/自閉症スペクトラム~小道モコの場合』
小道モコ/かもがわ出版

寝る前に読んだら寝れなくなった・・・・・。
でもやっぱり読んだとは言えないな。
だんだん読むのが嫌になり飛ばし飛ばしテキトウに読んだので、ちゃんとは読んでない。

本の中の症状、ほぼ全部が私と子ども達に当てはまります。
しかし、その症状と言われる一つ一つに別に困ってません。
小道さんの場合、もしかすると同じと思われる症状でも、もっと極端に出ると言う意味なのかもしれませんが・・・・。

とにかくなんだか、自分では特徴と思っていたことが「病気」或は「障害」と言われたようで気持ちがモヤモヤします。

若い頃、美容師をしてました。
営業時間の前や終わった後に技術を先輩に教わったり、自主トレをしてました。
自分は早く上達したいと思っていて特に嫌だとは感じていなかったのに、「時間が無くて遊べなくて可哀想、本当に可哀想。」とお客さんに勝手に同情され腹が立ちました。
別に苦にしてないと言っても、「無理しなくていいのよ。」と言うんです。
なんか、その時の気持ちに似てます・・・・。

もちろん、「病気だったんだ。」「障害のせいなんだ。」と知って安心する気持ちも分かります。現に最近の激太りを橋本病にしてますから(笑)
くるねこ大和さんの『くるねこ』大好きなんですが、彼女も変換が苦手だそうで
[数%]を[スーパー銭湯]、[猫間障子]を[猫間商事]と変換してしまい混乱したとマンガの中で書いてます。これは才能だと思うんです。大好きです♪♪

私はこれからも
優先席には座らない!左右が瞬間的にわかんなくても気にしてない!
子ども肌に触れるモノは、本人が手触りを確認してから買う!
路駐もしない!その他もろもろ変えませ~ん。
ちゃんと読めば、違う解釈もできたかもしれませんが私とは相性が合わなかったようなので申し訳ありませんが遠慮します。ゴメンナサイ<m(__)m>。

【注】これは個人の感想で、感じ方には個人差があります。興味のある方は是非、ご一読ください。たくさん絵が使われているので、とても分かりやすいです。


最後にNHKの「花子とアン」の中の美里のセリフです。

『自分でも困った性格だと思うこともあるけど、私は自分の他、誰にもなりたくないわ。』

この言葉、私も娘達も大好きです。



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『この人が語る不登校』
全国不登校新聞社/編 
講談社

不登校新聞を購読していながら、この本の存在を今まで知らなかったなんてっ‼
帯には「勇気と希望がわいてくる提言集」とありますが、私の場合は「わいてくる」
というより「溢れでる」でした。
私は本を読む時、共感したところや、気になったところには付箋を貼り、読み返しやすくしていますが、この本は付箋だらけになってしまう有様。
18名の方のインタビューが収録されていますが、中でも岡本敏子さんの岡本太郎さんについてのインタビューは感動で涙が止まらなくなりました。

絶対おススメ。読まないと人生損します。
続編は無いのだろうか・・・?
やっぱり,読むのは紙がいいなぁ・・・・。


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『米食・肉食の文明』
筑波常治/日本放送出版協会

「この人の本を読んで学校は意味が無いと思った」という人の気持ちが理解できた気がする。その土地土地や環境によって食べ物、考え方、宗教も違う。八百万の神に対し一人の神しか認めない宗教のわけ。違って当然なのに分かり合えるはずと思ってる日本人。労働を神聖視する道徳。植民地に対する考え方。私の頭ではまだ整理しきれてないけど、色んなナゾが解けてきて、なんで学校に行かないことが悪い事だと思い込んでしまったのかも分かってきた。

『人間の生み出す文学、科学、芸術といったものは、あらゆる面で自由にのびのびと考え、行動できるような環境でないと、本当にみのりある進歩はあり得ないのである。』~本文より~

もっと広い所から不登校を見たときに、その事がむしろ自然であたり前なのだとと思いました。そんなことを教えてくれた本です。




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『不登校・ひきこもりがおわるとき』
丸山康彦 /ライフサポート社

「不登校・ひきこもり」を終わるのは、子どものその様に言われる状態が解消したことでなく、親や周囲が「不登校・ひきこもりは問題」だという意識が終わることではないかと思ました。
「不登校・ひきこもり」だからといって本当は自分の子どもであることに変わりはないはずなのに、子ども自身を見ずに現象だけに囚われ、表面だけを整えようとしがちな間違いに気づかされます。
どのように子どもに寄り添っていけばいいのかを、分かりやすい例えで教えてくれるので理解しやすかったです。
最後にはINDXもついていて、迷った時や、もう一度読みたい時にその項目がすぐに探せて良いです。

『親亡きあと、本人が幸せに向かってしっかり生きて行けるかどうかは、親子で生活していたときの、本人の笑顔の数に比例する。』~本文より~

丸山さんは、いささかロマンチックに過ぎるとそしりを受けるだろうとしながら、この様に書いてくれています。
私にはこの言葉が、一番心に響きました。
ずっと大切にしていきたい言葉です。

takahashi

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『大笑い!精神医学/精神医学を100%否定する理由』
内海聡 著・めんどぅーさ マンガ/三五館

以前読んだ、同じ著者の『精神科は今日もやりたい放題』をマンガを加え、もっと分かりやすくしたものです。
・・・・・前半は精神医療の歴史になってますが・・・ほとんどオカルトです・・・。
こんな事が現実にあった(ある)なんて信じられない。酷い・・・。
後半は、精神医療に対する色んな疑問や矛盾について書いてます。精神医療の恐ろしさが伝わってきます。やや極端なようにも感じますが、安易に「医師」だからと言う理由で信用してはいけないと思いました。

登校拒否の家族会(親の会のこと?)を精神科の受診を勧める人たちだと著者が思っているのは残念なことです。
この誤解は解いておきたいところですが・・・。

mikako_saitoh

mikako_saitoh

書籍ではなく、WEB連載のコミックですが…

「中学なんていらない」青木光恵

http://www.comic-essay.com/
(上記サイトで連載されているコミックエッセイの中の1つです)

漫画家である著者のお嬢さんが、中学校でいじめから不登校となり、公立高校に合格するまでの日常を描くコミックエッセイ。無料で連載が読めます。
今現在の連載では、お嬢さんが不登校になったまでのいきさつと、不登校中の家での暮らし、カウンセリングなどあちこち受けたこと、やはり高校へは行きたいけど、学力ないしどうしようか……というところです。

なにしろ漫画なので読みやすいし、著者である母親の気持ちもよくわかります。
連載開始時から「高校へ合格するまで」とあるので、この後受験して高校へ行くのは確定なのですが(笑)、そこへ至るまでの親子の風景を読み続けていきたいです。

takahashi

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読みましたよ~♪面白かったです(*^-^*)
私も子どもが不登校になった当初、何カ所かに相談に行き「甘やかしてる。」「ほったらかし過ぎ。」を交互に言われ、どっちなのかハッキリしろ!と腹が立ちましたよ。著者の気持ち、よ~く分かります。

今後が楽しみです。高校入学後の事も是非知りたいです。
きっと、丸山康彦さんの言うところの『ホームランは打ったけど試合は続いている』だと思いますから。

koguma

koguma

mikako_saitohさん

はじめまして、東京編集局の小熊と申します。
その漫画、私も読んでます!!

最近はWebで漫画が読める時代になったんで、私のようなアナログ人間は驚くばかりです(笑)。

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『チャイルド・ライフの世界~子どもが主役の医療を求めて~』 
藤井あけみ/新教出版社

かなり前に読んだ本だったけど、全国合宿の分科会で「子どもを褒める」ことについての話題が出たときにこの本の事を思い出しました。
チャイルド・ライフスペシャリストとは簡単に言うと、病気で入院してる子どもや家族のサポートをするお仕事です。病院に所属します。
この中に『ほめる弊害』という項目があります。
ほめる事は良い事で、弊害があるなんて思いもしませんでしたから、どうゆうことなのかと興味津々でした。(ネタばれになるので内容は割愛します。)
日本の医療の世界でも、子どもの目線や人権が無視されている様子がわかります。でもそれは大人がその子の為に良かれと思ってやっているので始末が悪い・・・。

「チャイルド・ライフスペシャリストは子どもの心を持った大人。あくまでも子ども側にたち、子どもの気持ちを代弁する。」 (本文より)

これは親の役割とも言えるように思いました。
ハードカバーですが、ページ数も少なく読みやすかったです。

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『近藤富蔵』:筑波常次/国土社

SNSで知り合った女の子がいるのですが、彼女が小学生の時に筑波さんの伝記を読んで、学校教育に疑問を持ち親を論破し不登校になったそうです。
彼女は20代前半だと思います。
その他にも筑波さんの著書を沢山読み影響を受けたようです。

伝記を読んで不登校を決意。しかも親を論破。
一般的な不登校をめぐる親との葛藤もなかったとのこと。
新しいですねぇ~。

それで、その伝記に興味を持ち、彼女が一番おすすめだと言う『近藤富蔵』を読みました。
普通だと「逆境に負けなかった人」の話と感じることが多いように思うのに、彼女の感性はスゴイ!
富蔵は罪を犯し島流しになりますが、それにはかなり父親の影響があります。
父子の関係についても、考えさせられます。

小学生向けの伝記で、字も大きくルビもふってあり、すぐ読めてしまいますよ。


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『精神科は今日も、やりたい放題』/三五館
内海聡

表紙をめくるとすぐに

〔精神医学の目的は
 人を救うというてんではなく、
 人を矯正、洗脳し、問題行動を示すすべてのものを
 排除しようとするのもであった。〕

とあります。

私には、自殺した従兄がいます。精神分裂症でした。
その時は地元を離れていたので普段の様子は分かりませんでしたが、久々に会ったとき、彼はずっとボヤ~とした感じで以前とはすっかり変わってしまい、精
神分裂症とはこのようになってしまうものなのかと思っていました。

私が知っているのは、車の暴走行為1回、自殺未遂を1回、そして自殺しました。精神科に入院もしていたようです。

今となってはどうしようもありませんが、彼は精神分裂症などではなく、薬によって殺されてしまったのではないかとこの本を読んで思いました。

安全な精神薬はあり得ない。
麻薬、覚せい剤と同じようなものが精神科や心療内科から処方され飲んでいる子どもたちがいるかと思うと恐ろしい。
著者は『精神科セカンドオピニオン2』で発達障害の概念を広めてしまったことを本の中で申し訳ない、間違いだったと謝罪してます。

「昔はADHDなんて言わなかった。子どもって言ったんだ」

私もそう思う。

子どもや、自分が精神科にかかる前に絶対読んでほしい。絶対読むべきです。

※ただし第5章は、あんまり共感できませんでした。

takahashi

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『あかね色の空を見たよ』5年間の不登校から立ち上がって/高文研
堂野博之

Fonte383号で紹介されていた内田良子さんの『登園しぶり 登校しぶり』の中に堂野さんの詩が出てきます。その詩がとても心に残ったので、この本を読みました。
味のある絵と文字で詩が綴られていて、その時の想いや不登校後の人生が書かれています。読み終えた後、心が温かくなりました。

******
   お母さんが言った
   いっしょに死のう
  
   私は言った 
   一人で死ね くそばばあ
******

この詩には思わず笑ってしまいました(笑)
今の自分が、これを笑える自分で良かったなぁ~と思います。

匿名

匿名

私は一万年堂出版から出ている、
明橋大二先生の
「子育てハッピーアドバイス」シリーズを
繰り返し読んでいます。
「10代からの子育てはっぴーアドバイス」
「この子はこの子でいいんだ。
私は私でいいんだ」
「翼ひろげる子」
「子供の心SOS」

最近は
「ホームエデュケーションを始めませんか」
「子供は家庭でじゅうぶん育つ」
上記2冊東京シューレ
勝山実著
「安心ひきこもりライフ」
上記3冊は今の私には
とても役に立ちました。
これらを読み安心しました。

参考になったのは
金馬宗昭著
「不登校ひきこもりこころの解説書」
石川良子著
「ひきこもりのゴール」
丸山康彦著
「不登校ひきこもりが終わるとき」

子供の考えていることが
理解できなくて、むさぼるように読みました。
どう子育てをしていいのかわからなくて、
何かヒントを得たいという気持ちで
本を購入しました。


takahashi

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明橋さんの本、私も読みました!
マンガや、イラストを沢山使っていて分かりやすかったです。

「ホームエデュケーションを始めませんか」
「子供は家庭でじゅうぶん育つ」
「安心ひきこもりライフ」
も持ってます(^◇^)
実際のお話というのは、説得力があり迷っている時に励ましてもらえます。

「ホームエデュケーションを始めませんか」は、小学校担任に娘を理解する為に読むように渡しましたが・・・読んでくれたかどうかは不明(笑)
ただ、同じクラスの子どもや保護者には、ホームエデュケーションだから学校に来てないと説明してもらってます。

「不登校ひきこもりこころの解説書」
これも良い本でした。当事者の感じていることがわかり、子どもの気持ちに少し近づけました。

「ひきこもりのゴール」は初めてです。早速図書館に予約を入れました。
楽しみです♪
丸山さんの本も次に読んでみます。
情報ありがとうございました。

takahashi

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『PTA再活用論』悩ましき現実を超えて/中公新書
川端裕人

PTAってホントに悩みの種です。
任意加入だとは知らされず、ほぼ強制的に会員にされる・・・。
知らないうちに、市P、県P、日Pにも会費を払っている。

PTAとはなんであるか?問題点はどこか?いい所だってある?
理想的なPTAとは?

よく分からないPTAがちゃんと見えてきます。

私の場合 本部役員にも関わった上で、これを読み退会届を出すという結論になりました。

PTAに対しモヤモヤしている方におススメです。

takahashi

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『うつに非ず』 うつ病の真実と精神医療の罪/講談社
野田正彰

これは、絶対読むべき本です。
精神医療とはこんなにも酷いものなのかと愕然としました。
最近やたらと見かける心療内科、心のクリニック的なもの、うつに関する広告。
病気にされ、薬漬けになり殺されていく人々、そして子ども達。
恐ろしい落とし穴がすぐそばにありました。

自分や大切な人を守るために、柔らかい優しい言葉に騙されず真実を見る目を持たなくてはならないと強く思いました。

全ての人に読んでほしいです。