不登校新聞 読者コミュニティ

kyoko2shi
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一般公開 娘の不登校中にフリースクールの情報を探しましたが、どこも家から遠く、これでは通えないと残念に思いました。ただでさえ家から出にくくなっている子供にとって、電車を乗り継いで1時間もかかって通うのはとてもハードルが高いです。
通っていたのは私立中学でしたので、スクールカウンセラーも2人常駐していましたが、学校に行きたくないのに学校に行かなければカウンセラーには会えません。結局娘は1度もカウンセラーと話すことはなく、ひたすら私だけが通って相談していましたが、私が娘の再登校を願ってカウンセラーに会うことが娘をますます苦しめていたかもしれないと今は思います。しかし学校は娘と私たち両親を放っておいてくれることはなく、一日も早く学校に戻れるようにと何度も面談をさせられたり、電話で話したいと言われたり。籍を置いておいてもらうためには私も逆らうことができずに面談に行きましたが(娘は行きませんでした)、再登校のプレッシャーをかけられ不登校が異常であると思い知らされるばかりで辛い体験でした。その反動で娘にも優しくできないこともありました。先生たちもカウンセラーも不登校に理解があり見守ってくれる姿勢をとってはいたのですが、「なるべく早く学校には戻らないと」という信念が透けて見えるので、どんなに優しくても娘は受け入れられなかったでしょう。ちなみに担任もカウンセラーも一度も家庭訪問をしてくれたことはありませんでした。
娘は帰国子女であったため留学の道を選び、現在はカナダの高校に通っていて、来年には大学生になります。ホームステイ先の娘さんたちは特に不登校というわけではありませんが、ホームスクーリングのみで学校には通っておらず、ホームスクーリング生のための教室にたまに行くだけで高卒資格が取れるようです。日本にももっと不登校支援という形だけでない、自由な形の学校があればいいのにと思います。

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