不登校新聞

616号 2023/12/15

「学校でのいじめ認知件数が過去最多」いじめが進行する3つのプロセスを精神科医がわかりやすく解説

2023年12月06日 10:30 by kito-shin
2023年12月06日 10:30 by kito-shin

 2022年度、全国の学校で認知されたいじめ件数は68万1948件と過去最多を更新しました。精神科医がいじめのプロセスをわかりやすく論じており、学校の先生も必読の1冊を紹介します(※画像は『いじめのある世界に生きる君たちへ』中井久夫 著)。

* * *

 文部科学省の調査によれば、2022年度に認知されたいじめの件数は68万1948件と、過去最多となりました。いじめ防止対策推進法で重大事態と規定される件数も923件と、こちらも過去最多です。同法の施行から10年が経つなか、学校現場におけるいじめは依然として大きな問題です。そこで今回は、精神科医の中井久夫さんがいじめについて、子どもに向けて書いた1冊を紹介します。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

「ぼく…もう死にたい」小3の息子の不登校に向き合った元不登校のシングルマザーが語る戦いの物語

625号 2024/5/1

「薬の使い方は?」発達障害について教師・医師・学者が解説

621号 2024/3/1

「不登校からの大学進学」4000人の卒業生を輩出した個別指導塾代表が語る不登校からの学び直しのコツ

620号 2024/2/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

625号 2024/5/1

「つらいときは1日ずつ生きればいい」。実業家としてマネジメントやコンサルタント…

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…