今年、発表された不登校数はどのくらいだったろう。文科省学校基本調査によると11万7458人(前年比2433人減)。ここ10年あまり、12万人台で推移してきたが、4年連続減となった。これは児童生徒数全体の減少を受けてのことであるが、不登校率を見ても、中学生2・65%(前年2・85%)、小学生0・33%(前年0・36%)と、すこしだけ減少した。逆に増加したのは、特別支援学級に通う児童生徒数で、前年と比べ8658人増の16万3913人。18年連続で増加している。また、児童虐待の相談件数も増加の一途をたどっており、5万9862件と21年連続過去最多を更新。なお、半年のみの結果だが、今年度上半期の小・中・高でのいじめ認知件数は約14万件で、昨年度の2倍を記録した。そのうち生命や身体をおびやかす「重大ないじめ」として報告が上がったのが278件。これら12年の不登校の子どもの概況をふり返る。 (本紙理事・奥地圭子)


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