不登校新聞

544号 2020/12/15

お正月に帰省するか否かで悩み中、不登校家庭の3つのやり方を紹介

2020年12月15日 11:12 by kito-shin
2020年12月15日 11:12 by kito-shin

 今年はコロナの影響から「お正月は自宅ですごそう」というご家庭も多いと思いますが、毎年この時期になると急浮上してくるのが「実家への帰省をどうするのか」という問題です。不登校の親御さんに取材をしていると、お正月に実家に帰るか否かで悩んだという話をよく聞きます。

 子どもが学校へ行っていないことを祖父母や親戚に話しているご家庭もあれば、そうではないご家庭もあります。不登校の話をしていたとしても「まだ学校へ行っていないのか」と面と向かって言われたら親だってしんどいですし、「〇〇は4月から大学生か」なんて親戚の子どもの話題が出れば、なんとなく心がモヤモヤします。年に1度のこととはいえ、そうした場に居ることは親にとって非常に苦痛です。

帰省の仕方 3つの事例

 では、「お正月の帰省問題」をめぐり、不登校の子どもを持つご家庭ではどう対応しているのか。私が過去の取材などから得られた事例をもとに、乗り切り方のヒントを探ってみたいと思います。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

「今からでも間に合います」不登校でも取れる「高卒認定試験」について解説

625号 2024/5/1

「4月から学校へ行くよ」子どもに言われたときに必要な親の準備とは【全文公開】

622号 2024/3/15

「カップ麺ばかり食べていて大丈夫?」不登校の子を持つ親の悩みに栄養士が答えます

622号 2024/3/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

625号 2024/5/1

「つらいときは1日ずつ生きればいい」。実業家としてマネジメントやコンサルタント…

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…