鳩山内閣が発足しました。民主党が獲得した議席は300議席以上、ひとり勝ちです。しかし、得票率だけで見ると47・4%と半数に満たない得票でした(他政党の得票率……自民26・7%、公明11・5%、共産7%、社民4・3%、みんなの党4・3%、国新1・7%)。

 かりに全議席を比例票で配分すると、「自公」でも「民社国」でも過半数に達せず、第三政党の存在感が大きくなり、国会でも政権運営でも、緊張感が出てくるでしょうし、少数意見も通りやすくなっていたでしょう。こうした小選挙区制度の課題、また、前回も今回も、選挙が「政治ショー化」していることにも課題を感じざるを得ません。

 一方、新政権への期待はたいへん大きいものがありますが、その内実は、いったい具体的に何をしてくれるのかがさっぱり見えてこないというのが正直な感想です。

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