10月6日、本紙の「読者オフ会in札幌」を開催した。講演テーマは「不登校・ひきこもりを親はどう支えればいい?」。

安心して休む権利を


 今日は「不登校・ひきこもりをどう親が支えればいいのか」についてお話したいと思います。まず、日本の不登校の状況ですが、文科省の調査によると1970年代から増加し、ここ10数年は約12万人台を推移しています。12万人もいるわけですから、不登校は特定の問題のある子どもや家庭にだけ起きているわけではない、ということがわかるかと思います。文科省も1992年に不登校は「どの子にも起こりうる」と認めました。つまり、不登校は時代のなかでの問題であり、学校と距離をとる子が多くいるということはどういうことなのか、大事な考えるべき課題だと思います。
 
 私も長男が1978年に不登校をし、初めはたいへん悩みました。学校に行かせないと「人生がない」と思い、2年間ぐらい悩み苦しみました。幸いにして児童精神科医・渡辺位さんと出会い、自分自身やわが家の考え方のまちがいに気づき、目のウロコをとられ、かつ、そこから見えてきたことから深く学び、心を動かされました。


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