不登校新聞

406号 2015/3/15

かがり火 多田元

2015年03月13日 11:28 by kito-shin
2015年03月13日 11:28 by kito-shin


 川崎市で中学1年生男子生徒が殺害された事件で18歳少年らが逮捕され社会に大きな衝撃を与えている。あどけない表情の被害生徒の写真を見ると本当に心が痛むのは誰しも同じであろう。

 捜査を進める警察側から一方的、断片的にリークされた情報が報道で流されると、犯行の残虐さのみが印象づけられ、「加害少年を少年法で保護する必要はない」という理由から少年の実名、写真を報道する週刊誌もある。しかし、それはたんなる場当たりの煽動にすぎず、事件の真相も本質的な問題も伝えるものではない。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

『不登校新聞』のおすすめ

625号 2024/5/1

編集後記

625号 2024/5/1

『不登校新聞』のおすすめ

624号 2024/4/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

625号 2024/5/1

「つらいときは1日ずつ生きればいい」。実業家としてマネジメントやコンサルタント…

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…