「不登校と医療」というテーマで毎年夏の「登校拒否・不登校を考える全国大会」で分科会を担当させてもらっているが、今年の分科会に参加された人のお子さんの大多数が「発達障害」という診断を受けていた。
これは安易に発達障害という診断名を使う医療機関が多くなったのか、不登校の理由のひとつとして障害が使いやすくなってきたのかと考えさせられた。
発達障害が名前のとおりに障害であれば、その子どもたちは特別支援学級に編入しなければならないと思うのだが、学校関係者からはそんな話は聞いたことがない。診断されても多くの子どもは普通学級に身を置いている。
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