不登校新聞

506号 2019/5/15

『生きづらさを抱えるきみへ』逃げ方にもいろいろあるよ

2019年05月14日 14:50 by kito-shin
2019年05月14日 14:50 by kito-shin

 この本に出てくるのはみな、「逃げた」人たちです。自身にふりかかる生きづらさから、音楽に、ラジオに、マンガに、俳句に「逃げた」ことで今がある。

 そうしたさまざまな「逃げ方」を集約したのが今回ご紹介する本です。

 『星野源のオールナイトニッポン』を手がける放送作家の寺坂直毅さんは、中学2年生のときに不登校に。

 昼夜逆転の生活のなか、転機になったのは母が買ってくれたラジカセ。番組内で自分の投稿が初めて読まれた際、「自分が存在しているんだ」と感じて自信が湧いたと、当時をふり返っています。

 「無視される、上履きに画びょうを入れられるなど、ニュースになるようないじめはだいたい受けました」と語るのは、シンガーソングライターの伊東歌詞太郎さん。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

『不登校新聞』のおすすめ

625号 2024/5/1

編集後記

625号 2024/5/1

『不登校新聞』のおすすめ

624号 2024/4/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

625号 2024/5/1

「つらいときは1日ずつ生きればいい」。実業家としてマネジメントやコンサルタント…

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…