不登校新聞

514号 2019/9/15

和解成立も原告からの話し合いを市が拒否【愛知県大府市いじめ裁判】

2019年09月11日 14:50 by kito-shin

 「将来にわたっていじめ防止に努める」と裁判を通して合意した愛知県大府市が、元原告女性からの「いじめ防止に向けた話し合い」を拒否していたことがわかった。原告代理人は、市が再発防止策を講じる姿勢が見られないとして、市教育長に公開質問状を提出している。

* * *

 原告代理人の多田元・弁護士によると、元原告の女性は中学生だった2011年に同級生から暴言を吐かれるなどのいじめを受け、著しく体調不良を患い、不登校となった。

 いじめを受け続けたのは、学校と学校の設置者の市に責任があるとし、女性は2015年に裁判を起こした。

 裁判で、市は「認識していない」といじめの事実を否定。また、女性に謝罪をしたい気持ちがいじめた生徒にあったにもかかわらず、学校が謝罪の機会を与えなかったことも判明した。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

抗うつ剤の使用上注意に「自殺の恐れ」 厚労省が製薬会社に明記を指示

189号(2006.3.1)

暴力的な「ひきこもり支援」は違法 名古屋市で集会

189号(2006.3.1)

少年事件は1万人以上減 警察庁が発表

189号(2006.3.1)

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

519号 2019/12/1

祖父母が孫の子育てに関わる家庭も増えてきました。今回は祖母自身が「孫の不登...

518号 2019/11/15

学校へ行くのが苦しくなり始めたのは小学校6年生ごろです。自分でも理由はよく...

517号 2019/11/1

不登校経験者の子ども若者からも人気を集める絵本作家のヨシタケシンスケさん。...