不登校新聞

518号 2019/11/15

「みんなできるのに何でできないの」そんな考えが一変した子どもの姿

2019年11月15日 12:19 by kito-shin

 不登校の子を持つ母親の岡﨑花恵さん(茨城県在住)にお話をうかがった。岡﨑さんは2児のシングルマザーで小学2年生の長男が不登校をしている。岡﨑さんの住む地域には、フリースクールがないなどの苦労や、シングルマザーとして感じてきた孤立感もあったという。岡﨑さんには、わが子の不登校の経緯や今後、つくっていきたいという親の会への思いをうかがった。

* * *

――お子さんが不登校になるまでの経緯を教えていただけますか?

 現在、私は8歳の息子と6歳の娘、3人で暮らしています。息子は3歳半のころ自閉症スペクトラムの診断を受けました。

 以前から成長が遅い子だとは思っていたのですが、3歳になるまでひとりで歩くことができませんでした。ほかにも同じ道を通らないと泣き叫ぶなどのこだわりが強く、人の多さや音などへの感覚過敏は今もあります。

 そうした特性もあって、保育園のころから行きしぶりがありました。本人は集団生活が苦手なので、すごく苦痛だったみたいです。

 卒園したときに「やっと抜け出せた」と口にしたのが今でも印象に残っています。小学校は息子の特性に合わせてくれる特別支援学級を選びました。

 でも、入学式からたいへんでした。教室に入った瞬間、息子の表情が固まって、体育館へ移動しようとすると大泣きしてしまいました。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

「もう後ろはふり返らない」3人兄弟そろって不登校【母親手記】

191号(2006.4.1)

読者の声「手紙って」

192号(2006.4.15)

読者の声「頭が痛い父親問題」

192号(2006.4.15)

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

522号 2020/1/15

ふつうの学生生活を送りたいと言われて親は何をすればいいのでしょうか。函館圏...

521号 2020/1/1

テレビや音楽活動で活躍するりゅうちぇるさん。学校で苦しんできた自身の経験を...

520号 2019/12/15

不登校経験はないものの、小学校から高校まで、ずっと学校生活に苦しんできたと...