不登校新聞

559号 2021/8/1

子どもから死にたいと言われた時、大人の対応に必要な3つの原則

2021年07月29日 16:59 by kito-shin
2021年07月29日 16:59 by kito-shin

 2020年、子どもの自殺は499人と過去最多となりました。不登校経験者のインタビューのなかにも「死にたいと考えたことがある」という話がしばしば出ます。では、親として、子どもの支援者として、子どもから「死にたい」と打ち明けられたとき、大人はどう向き合えばよいのか。薬物依存症や自傷行為などが専門の精神科医・松本俊彦さんは「3つの原則」があるとおっしゃいます。その「3つの原則」とは。

* * *

今回ご紹介する書籍は、子どもの自傷について取り上げるとともに、子どもの自殺予防について、大人が考えるべきこと、すべきことについて、精神科医の松本俊彦さんがまとめたものです。本書には、松本さんが考える「子どもに関わる支援者のみならず、親にも知っておいてほしいこと」が詰まっています。

 子どもから「死にたい」と告白されたときに必要な対応は何か、松本さんは3つの原則を紹介しています。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

「ぼく…もう死にたい」小3の息子の不登校に向き合った元不登校のシングルマザーが語る戦いの物語

625号 2024/5/1

「薬の使い方は?」発達障害について教師・医師・学者が解説

621号 2024/3/1

「不登校からの大学進学」4000人の卒業生を輩出した個別指導塾代表が語る不登校からの学び直しのコツ

620号 2024/2/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

625号 2024/5/1

「つらいときは1日ずつ生きればいい」。実業家としてマネジメントやコンサルタント…

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…