不登校新聞

561号 2021/9/1

「勉強だけが特別ではない」学び直しのプロが伝えたいこと

2021年08月31日 16:32 by kito-shin


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連載「不登校からの勉強のススメ」最終回

 不登校からの勉強をめぐり、「やっぱり勉強しなくちゃいけないのかな」「高認や大学受験を考えられない自分はダメなのかな」と感じているお子さんもいると思います。また、保護者のなかにも「そろそろ勉強させないと」と焦っておられる方もいると思います。

 現在、キズキ共育塾で不登校経験者などの学びなおしの支援をしている半村進さんは勉強をするうえで、大事な前提条件があると言います。その前提条件とは。

* * *

  いよいよ最終回となりました。これまでの記事では、「不登校と学びなおし」というテーマのもとに、勉強をやりなおすときに何から始めたらよいか、高卒認定試験の内容、最近の大学入試の傾向などについて語ってきました。

 この連載を読んで、すこしでも気持ちが軽くなったり、役に立ったと感じてくださった方がいるなら、たいへんうれしく思います。

 でもその一方で、気が重くなってしまったり、かえって自分を責める気持ちが強くなってしまった方もいるかもしれません。

 「今の自分はできてないけど、やっぱり勉強をしなくちゃいけないのかな」「高卒認定とか大学受験とか、受ける気になれない自分はおかしいのかな」「うちの子にも、そろそろ勉強させなきゃいけないのかしら」など、そんなふうに悩んでしまったお子さん、また親御さんもいるのではないでしょうか。

「勉強はよいこと」、その前提として

 世間にはたしかに「勉強するのはよいことだ」という風潮があるように思います。ただ、今になって自分が心から思うのは、この「勉強するのはよいことだ」という言葉の前に、大事な条件があるはずだということです。

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