12月7日、愛知県名古屋市にて講演会「一人一人がかけがえのない存在として大切にされるために~不登校・ひきこもりを通して考える」が開催される。主催は、名古屋市教育委員会生涯学習課(イーブル分室)。
講師を務めるのは、後藤誠子さん。後藤さんの次男は、地元の高校に進学したのち、不登校になり、ひきこもりも経験した。そうした経験を踏まえ、後藤さんは「自分にしかできないことがある」との思いから、2020年に岩手県北上市にて「笑いのたねプロジェクト」を立ち上げ、不登校やひきこもりの子ども・若者の居場所づくりに取り組んでいる。近年では、『ウワサの保護者会』(NHK)などのメディアに出演するほか、自身のユーチューブチャンネルにて「誰も排除しない、否定しない」をモットーに情報発信するなど、活動の幅を広げている。
本講演会は、不登校・ひきこもりを通して、子どもの人権について考える場だ。「次男の不登校・ひきこもりを通して、多くの気づきがありました。私と次男はちがう人間であり、次男を尊重することの大切さに気付けたこともその1つであり、これも子どもの人権を考えることだと思います。いま、わが子の不登校・ひきこもりで悩んでいる親御さんだけでなく、学校現場の方々にも足を運んでほしいです。不登校ということで、子どもと親がどれだけ否定され、苦しんでいるかを先生にも知ってほしい」と後藤さんは語る。講演会の詳細は下記を参照のうえ、お問い合わせを。
日 時 12月7日(木)、13時~14時半
会 場 イーブルなごやホール
講 師 後藤誠子さん(笑いのたねプロジェクト代表)
参加費 無料(先着350名)
主 催 名古屋市教育委員会生涯学習課(イーブル分室)
連絡先 052-321-1574
詳 細 https://www.suisin.city.nagoya.jp/system/lecture/index.cgi?action=lect_view&key=00020523
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