権利保障と方策を
3月23日、東京でシンポジウム開催
大阪市立桜宮高校に通う生徒が部活顧問による体罰を苦に自殺したとされる問題。学校現場における体罰をめぐって、マスメディアでも連日のように取りあげられており、社会的関心が集まっている。 そうしたなかで1月17日、反体罰を表明する市民団体や研究者などが中心となって「反体罰NPO・研究者連絡会」を立ち上げた。
1月21日時点、呼びかけ団体として、チャイルドライン支援センター、日本スクールソーシャルワーク協会のほか、伊藤嘉余子さん(大阪府立大学)、井上仁さん(日本大学)、内田宏明さん(日本社会事業大学)らが個人として名を連ねている。
今回の問題を受けて同会では反体罰に関する意見書を作成。今後は子どもの人権問題の解決や権利保障の観点から、さまざまな方策を社会に発信するとしている。また、3月23日、日本社会事業大学(東京)においてシンポジウム「なぜ体罰は、ならぬのか」を開催する。シンポジウムの詳細は上記を参照のうえ、お問い合わせを。
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