不登校新聞

413号 2015/7/1

ひきこもり時給2000円 一番大切なのは人間関係の『溜め』

2015年06月30日 12:27 by kito-shin


連載「ひきこもり時給2000円」vol.7


 同じひきこもり経験のある仲間たちに、僕は救われてきたと思う。仕事や家庭の事情で今は離れ離れになってしまったが、それでも、たまに集まるとなんだかホッとする。30歳で働きはじめてからもいろいろ困難はあったが、彼らがいてくれたからここまでやってこれたという感覚は強い。じかに会う機会は少なくはなったが、彼らの存在は、僕にとってのホームグラウンドみたいなものだ。
 
 彼らとはひきこもりの人の居場所で出会った。病院のデイケアやひきこもりの人の自助グループ、のちに自分たちで始めた神奈川にある自助グループなど。医療やカウンセリングにもお世話になった僕だけれど、同じような悩みを抱えた人が集まる居場所にはもっとお世話になった。ここで得た気づきがなかったら、僕自身の回復の歩みはもっとずっと遅いものになっていたはずだ。
 
 最初に行ったのは病院のデイケア。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

「答え」は「どこか」でなく「ここ」にある ひきこもり時給2000円最終回

448号 2016/12/15

今だから話せるコト~一番つらい時期になぜ死にたくなったのか ひきこもり時給2000円

447号 2016/12/1

母に直接聞いてみた~僕がひきこもっているときに何を考えてた?

446号 2016/11/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

468号 2017/10/15

10月22日に投開票が行なわれる衆議院選挙。各党の不登校政策・いじめ問題へ...

467号 2017/10/1

アメリカ出身の日本文学者・ロバート キャンベルさん。子どもを取り巻く現状や...

466号 2017/9/15

いま20歳になる息子の父です。息子は、小学校の低学年のころは楽しくすごして...