文部科学省 学校基本調査より(1966年~2014年)

連載「不登校50年証言プロジェクト」


 学校基本調査で「学校嫌い」の統計が開始されたのは1966年。今年はそれから50年にあたります。学校を長期欠席する子どもは、学校制度とともにつねにいました。しかし、現在につながる「問題」として不登校が社会現象化してきたのは、この統計開始以降とも言えます。この50年、不登校は「問題」であり続けてきました。それは、学校、教育行政、精神科医療、家族のあり方、働き方など、さまざまに問われてきた「問題」だったと言えます。この50年は学校に行かない子どもたちにとって受難の歴史だった一方、親の会やフリースクールなどの市民運動が立ち現れてもきました。いったい「不登校50年」の歴史は何を語ってくれるのでしょう。不登校をめぐって、時代ごとにどんな状況があり、どのように問題とされ、どう対応されてきたのでしょうか。
 
 全国不登校新聞社では、「不登校50年」を機に、証言プロジェクトを開始し、不登校経験者、親、親の会、居場所・フリースクール、医者、教員、学者、弁護士など、さまざまな関係者の生の声を集め、アーカイブにしていきます。インタビュー・寄稿は、社会的意義を考え、購読者に限定したものではなく、無料で公開します。そのため、プロジェクトは、寄付によって運営します。ぜひ、このプロジェクトへのご支援・ご協力をよろしくお願いします。
 
2016年7月15日 全国不登校新聞社



■プロジェクトチーム(統括:山下耕平)
 
◎関東チーム委員:奥地圭子、木村砂織、朝倉景樹、石林一男、加藤敦也、佐藤信一、須永祐慈、関川ゆう子、野村芳美、藤田岳幸、前北海、増田良枝、松島裕之、山口幸子

◎関西チーム委員:山下耕平、石川良子、貴戸理恵、栗田隆子、田中佑弥、山田潤

■公開開始:2016年8月

◎2年間にわたって、月2名ずつをめどに公開していく予定。

◎ブログにて記事を公開 http://futoko50.sblo.jp

◎紙面でも次号より連載を開始(インタビューの概要やプロジェクトの報告など)。


■確定しているインタビュー

◎佐藤修策さん
 臨床心理士、教育学博士/1959年、日本で最初期に登校拒否についての研究を発表。

◎最首悟さん
 生物学者、社会学者/1948年、小学生のころに登校拒否をしていた。障害を持った娘さんとともに歩んできた。

◎坂本悦雄さん
 87歳。自身、戦前の小学校で不登校体験。教員となった1953年、不登校に出会い、以後、多くの不登校の子どもたちの成長を支えてきた。

◎小沢牧子さん
 1960年代に心理の専門家として学校恐怖症に関わる。その後、心理学を根本から問い直し、批判的に研究している。

■投稿募集
 1970年代までを知る関係者の寄稿を募っています。くわしくは下記の投稿規定を参照のうえ、東京編集局まで、お寄せください。

■「不登校50年証言プロジェクト」投稿規定

 投稿をされる方は、以下の諸規程にそって作成した原稿を投稿してください。

◎字数は5000字以内とする。

◎投稿記事は未公刊のものに限る。

◎投稿に際し、実名と連絡先は明記すること。ただし、掲載時の名前は、匿名やペンネームであってかまわない。

◎投稿された記事は、原則として、そのまま本プロジェクトのブログに掲載するほか、「不登校新聞」本紙への掲載もあり得る。ただし、漢字仮名づかい表記については「不登校新聞」の基準であらためる。また、文意が通じないなどの場合は、本人確認の上、修正することもある。

◎記述についての責任は、すべて著者にあるものとする。

◎他者の著作物には著作権があるため、引用する場合は、本文と引用部分のちがいがわかるようにし、何から引用したかわかるようにすること。

◎写真の投稿の際には、写っている人にネットで公開する許可をとること。

◎以下の禁止事項に反する場合は、掲載不可とします。また、掲載後でも予告なく削除される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

【禁止事項】

①誹謗中傷やプライバシー侵害、他者を傷つける内容を含むと思われる投稿。

②公序良俗に反する内容を含むと思われる投稿。あきらかに噂・虚偽と思われる投稿。

③なりすましの投稿。

④判別困難なもの、意味や真意がまったく不明と思われる投稿。

⑤金銭が関わる投稿や商用目的と思われる投稿。

⑥あらし行為。

⑦犯罪予告や法に触れる内容の投稿。

⑧特定の政治や宗教にかたよっていると思われる投稿。

⑨著作権や肖像権など知的財産権を侵害する投稿。

⑩その他、サイトの目的上不適切な投稿。
 

■プロジェクトは寄付によって運営いたします。ご支援のほどお願いいたします。