不登校新聞

266号(2009.5.15)

第2回 まずは早寝早起き願望を捨てよう

2014年03月13日 12:04 by 匿名
2014年03月13日 12:04 by 匿名

連載「安心ひきこもりLIFE」


 五月病という言葉から何をイメージしますか。ひきこもりダティーであるなら、わが家の穀潰しが五月だけであってくれたなら、オールシーズン病気じゃないかと、ため息をつき、うなだれているかと思います。本人はというと、季節感がないから、いつもの通りです。やらなきゃいけない勉強をしないまま朝を迎えてしまった、受験生のような心境。学校に行かなきゃ、働かなきゃと思いつつも、結局なにも手をつけることなく、焦燥感と将来の不安に怯え、朝日を眺める。「せめて、早く寝ればよかった」、ひきこもりの一日はいつもこの後悔で終わります。

 早寝早起きはひきこもり永遠の悲願であると同時に、かなわぬ夢であります。現在も「明日早く起きるために今日はもう寝てしまおう」と、鼻息荒く布団にもぐりこむひきこもり男子が全国に100万人いると聞いております。いかがなものでしょうか。
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