不登校新聞

305号(2011.1.1)

子ども若者編集部の当事者手記「昔の自分を救いに」

2013年07月30日 14:43 by kito-shin


 不登校の、その後は――。さまざまな理由から学校に行かなくなったあとをどのようにすごしてきたのか。今回は「Fonte」子ども若者編集部員の3人に、自身の不登校体験をふり返ってもらいつつ、現在そしてこれからの目標について、手記を執筆した。

 私が子ども若者編集部に積極的にかかわろうと思ったのは俳優・田口トモロヲさんの取材中、編集部メンバーの言葉がきっかけでした。その子は「家にも学校にもフリースクールにも居場所がない」と泣いていました。その姿が昔の自分と重なり、昔の自分を助けにいかなければいまの自分も救われない気がして。そのためにはこの新聞でまず1年活動してみようと思ったのがきっかけでした。

 保育園に通っているころから集団になじめないという悩みをずっと抱えていました。小学校4年生で本格的に不登校になったあと、父は毎晩泥酔しては私をな じるようになりました。「学校に行かないなら死ね」。そう言う父の職業は小学校の教師でした。居場所であるはずの自宅が日々生死をかけた戦場になりまし た。
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