不登校新聞

585号 2022/9/1

「ひきこもりの親を楽しんでしまえ」母親の価値観を大きく変えた出会い

2022年08月25日 14:37 by kito-shin
2022年08月25日 14:37 by kito-shin

 「ひきこもる次男のことをわかっていたつもりになっていた」と話す後藤誠子さん。次男は私とは別の人間と、自分と切り離して考えることができるようになったという後藤誠子さんは、知人の一言により、ある答えにたどり着いたという。その答えとは(※写真は後藤誠子さん)。

* * *

 次男が発した「家に居るのがうらやましいと思うなら、ひきこもってみろ」という言葉がきっかけとなり、私は親なのに自分の子どものことがまったくわからない、という事実にたどり着いた。

 次男に対して私は何をしてきた? 学校へ、仕事へ行ってほしい、それらは全部私の願いだった。なぜもっと早く次男を知ろうとしなかったのか。なぜわかったつもりになっていたのか。なぜ、なぜ、なぜ。そのとき、それまでに聞いたさまざまな言葉や情報が一気に頭のなかを駆けめぐって、急にあるべき場所にスッと収まった。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

迷いはまだまだあるけれど、今を楽しんで生きていこう 不登校の母の決意

593号 2023/1/1

息子の不登校から12年「私はいま幸せです」と母が断言できる理由【全文公開】

592号 2022/12/15

不登校・ひきこもりを経て28歳になった息子 母を驚かせたある行動

591号 2022/12/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

595号 2023/2/1

「寄り添う」とは、いっしょに考えること。「スカートをはいた大学教授」としてSN…

594号 2023/1/15

進学について、不登校のわが子と話すのが難しいと感じている親御さんもいらっしゃる…

593号 2023/1/1

在籍者の8割が不登校経験者という立花高等学校で校長を務める齋藤眞人さん。不登校…