不登校新聞

401号 2015/1/1

萩尾望都さんに聞く不登校 あなたの感動を羅針盤に

2017年04月12日 11:59 by kito-shin


 今号のインタビューは少女マンガの第一人者・萩尾望都さん。萩尾さんには、ご自身の経験について、不登校についてのお考えをうかがった。

――最初の質問からなんなのですが、子どものころ手洗いが止まらなかったという話を聞きましたが本当ですか?
 そうなんです。小学校の高学年ぐらいから中学1年生にかけてぐらいだったと思います。いくら洗っても手が汚れているような感じがして、休み時間のたびに手を洗っていました。自分でも「おかしいなあ」とは思っていましたが、ベトベトしたものが手にくっついているような感覚があったんです。

――萩尾さんの出身中学校は、数多くのマンガ家を輩出した学校ですが、もしかすると同じマンガ好きの人に出会えたことで、手洗いが収まったということはありますか?
 それはあるかもしれませんね! こういうものは収まってしまうと何も考えないんですが、同じマンガ好きに出会えたことは大きかったかもしれません。


©萩尾望都

"私の喪失を止めるものに”


――『一瞬と永遠と』(2011年刊)では、萩尾さんが17歳のとき手塚治虫さんの『新撰組』(63年連載)を読んで「私の喪失を止めるものにめぐりあった」と感動し、マンガ家を目指されと書いています。萩尾さんが「喪失」していた中身はなんだったのでしょうか?
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

『ツレがうつになりまして』の作者が苦しんだ自分への否定感

532号 2020/6/15

子どもと学校に尽くしてこそ「母親」というイメージがつらい

530号 2020/5/15

「学校へ行きたくないときは僕にも」坂上忍が不登校の子に語った本音

527号 2020/4/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

533号 2020/7/1

新型コロナウイルスの影響により休校していた学校も再開されつつある。今後、ど...

532号 2020/6/15

東京大学の大学院在籍中から6年半ひきこもった石井英資さんへのインタビューで...

531号 2020/6/1

「子どもに休みグセがついてしまい、学校生活に戻れるか心配」、そんな声に対し...