不登校新聞

229号 2007.11.1

かがり火 多田元

2015年01月08日 12:53 by 匿名
2015年01月08日 12:53 by 匿名


 附添人を担当した少年と少年院で面会する機会が増えている。先日訪問した少年院では定員を10%超過した過剰収容である。全国の少年院が定員割れしていた60年代後半に比べて少年事件は顕著に減っているのに。

 面会した少年は13歳で重大事件に加わり、児童福祉施設でなく初等少年院に送られた。幼いころからネグレクト(養育放棄)で愛情に恵まれなかった。その彼が少年院の先生と附添人の働きかけで、やっと母が面会に来るようになり「運動会で二人三脚をした」とうれしそうに語ってくれた。
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