学校基本調査によれば、現在、不登校をしている児童生徒はおよそ12万人。不登校の児童生徒が増え始めたのは1975年ごろからだが、その当時は1万人あまりだった。それから30年以上がすぎたが、不登校をめぐる状況は、当事者にとってどのように変化してきたのか。10代、20代の当事者、40代の不登校経験者であり、不登校の子を持つ母親にお話をうかがった。
"学校外を一生続けたい”伊藤書佳さん(41歳)
――伊藤さん自身も息子さんも不登校だとお聞きしていますが?
私が中学2年生から、息子は小学校6年生の途中からほとんど学校に行っていません。
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