不登校新聞

306号(2011.1.15)

かがり火

2013年07月30日 10:59 by kito-shin
2013年07月30日 10:59 by kito-shin


 日本国憲法は国民各自が人間らしく生きていく権利を保障している。生存権は、生きるための必要な諸条件の確保という権利であり、人の存在を放置して生存権の保障はありえない。

 昨年は行方不明高齢者が社会問題となったが、何も高齢者だけの問題に限ったことではない。昨年の学校基本調査で住民票がありながら1年以上所在不明の小中学生が、全国で326名いることが判明した。日本国籍を持ち、住民登録されている児童生徒は、毎年5月1日付で学齢簿に記載されるが、家庭と連絡が取れず所在が確認できない場合、学齢簿から抹消し別の簿冊を作成する。
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