不登校新聞

415号 2015/8/1

かがり火 選挙権引き下げ、だまし絵のように少年法も

2015年07月29日 12:20 by kito-shin
2015年07月29日 12:20 by kito-shin



 選挙権をもつ年齢を20歳以上から18歳に引き下げる公職選挙法などの改正が行なわれた後、自民党「成年年齢に関する特命委員会」で少年法の適用年齢を現在の20歳未満から18歳未満に引き下げる改正が検討されている。

 諸外国には18歳で成人とする例も多く、18歳から選挙権を認めるなら、犯罪についても少年法の保護処分の対象年齢を18歳未満に引き下げ、18歳以上を成年として一律刑罰対象にする法改正は自然と思われるかもしれない。

 しかし、選挙権と少年法を18歳で組み合わす議論には「だまし絵」のようなトリックがある。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

『不登校新聞』のおすすめ

625号 2024/5/1

編集後記

625号 2024/5/1

『不登校新聞』のおすすめ

624号 2024/4/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

625号 2024/5/1

「つらいときは1日ずつ生きればいい」。実業家としてマネジメントやコンサルタント…

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…