不登校新聞

496号 2018/12/15

「障害児と不登校、問題の根は同じでは」説【仮説なんですが】

2018年12月13日 10:10 by kito-shin



連載「仮説なんですが…」vol.28

 学校に「行かない」「行けない」人たちは、「そもそも学校という制度から排除されてきた」人たちのことをどう考えているのでしょうか。

 また逆に、学校制度から排除されてきた人たちは、学校に行かない人たちのことをどう考えているのでしょうか。

 ここでは、「学校制度から排除されてきた人たち」は、障害児のことを指しています。

 古くは就学猶予や免除といった時代があり、「障害児の教育の権利の保障」と称して、特殊学校(現在の特別支援学校)がつくられ、障害の軽減や克服のために、健常児と分けられ、地域の学校から排除されたのです。

 国際的な流れは「インクルーシブ教育」ですが、この国においては、障害児と健常児とをわけて教育する考えが根強くあります。

 「障害児を普通学校へ」という運動がありますが、不登校の文脈で言うならば、無理してまで能力主義のはびこる学校になど行かなくてもよいのでは、と考える向きもあるかもしれません。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

子どもが乱発する無愛想な返事、もしかして理由があるのでは

509号 2019/7/1

ひきこもりは自己治療説【仮説なんですが】

507号 2019/6/1

「不登校を抜けるきっかけ」親の提案が子どもにウケない理由

505号 2019/5/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

510号 2019/7/15

参議院議員通常選挙に際し、『不登校新聞』では各政党に不登校に関する現状認識...

509号 2019/7/1

僕は18歳から25歳まで、7年間ひきこもった。その理由は自分が祖母を「殺し...

508号 2019/6/15

5月19日(日)、東京都文京区にて『不登校新聞』子ども若者編集部主催のイベ...