不登校新聞

496号 2018/12/15

私をいじめた奴らを絶対許さない 手始めにガチで黒魔術を研究

2018年12月13日 10:10 by kito-shin



 復讐が私の生きる道――。不登校経験者・カンバヤシ ユウさんは、自分をおとしめた人を憎むことで、少しずつ自己肯定感が増したという。きれいごとだけでは語れない、不登校その後の経験談を書いてもらった。

 * * *

 私の生きる糧になっているものは「憎悪」だ。

 私が不登校になるきっかけをつくった中学生のころの先輩や同級生、それにひきこもりになるきっかけをつくった元彼やその浮気相手。私は彼らを恨み、憎み続けてきた。

 よく「許すことは美徳」のように言われるけど、とんでもない。私の場合は、許さないからこそ、今日まで生き延びることができたんだと思っている。

別室登校中に出会った戦友

 中学のころ、部活内でいじめられ、別室登校になった私は、そこで出会った同級生と仲よくなった。

 私と同じく学校内で浮いていたその子とアニメやライトノベルの話をしているときだけが、学校で生きていられる時間だった。

 あるとき彼女が言った。「もう学校へ行かなくてよくない? 私たちを苦しめている奴らが平気で日々をすごしているのに、私たちだけがただ耐えているなんて意味わかんない。あいつらよりも楽しいことをしよう」。

 私は不登校の「師匠」であり「戦友」でもあるその子といっしょに学校から逃げた。そして毎日、原宿や秋葉原で遊んだ。

 その後、つきあっていた彼氏に裏切られ、18歳から私はひきこもりになった。でも20歳のあるとき、中学のころの「戦友」の言葉をふと思い出した。そして誓った。

 「私を苦しめてきた奴らを絶対に許さない。全員に復讐する」。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

苦しさの根本は親の過干渉 親への「NO」が生きやすさへの一歩だった

514号 2019/9/15

大人になってからわかった「不登校もムダじゃない」

514号 2019/9/15

学校へ行かなかった私から学校に行きたくないあなたへ【9月1日メッセージ】

513号 2019/9/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

514号 2019/9/15

不登校の子どもの多くは、学校へ行かない自分を責め、そのつらい気持ちと毎日向...

513号 2019/9/1

不登校経験者10名でタレント・歌手の中川翔子さんにインタビューを行なった。...

512号 2019/8/15

樹木希林さんの娘・内田也哉子さんと本紙編集長の対談。亡くなる前につぶやいた...