現在、本紙で連載中の「HSCの安心基地」を執筆している斎藤暁子さんの書籍を紹介します。
「Highly Sensitive Child」の頭文字を取った「HSC」は、アメリカの心理学者であるエレイン・N・アーロン氏により提唱された概念で、「ひといちばい敏感な子」などと訳されます。
非常に敏感で感受性の高い子どものことを指しますが、これ自体は障害や病気の名前ではありません。
いわば、生まれつきの気質を表すものです。「HSC」の特徴として「音、におい、肌ざわりなどの刺激に敏感」「人が集まる騒がしい場所が苦手で疲れやすい」など、10の特徴が紹介されています。
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