不登校新聞

535号 2020/8/1

教室へ入れず保健室に登校してた私が、保健室の先生になるまで

2020年07月30日 12:31 by kito-shin

 2度の不登校を経験したのち、「保健室の先生になりたい」という夢を抱き、現在は小学校で養護教諭として働く佐倉由紀さん(20代・仮名)。不登校になった経緯から、「保健室の先生」になった今、思うことなどを話していただきました。

* * *

――不登校になったときのことを教えてください。

 私は小学校と中学校で2回、不登校になっています。最初は小学6年生の3学期でした。

 私はいわゆる「スクールカースト」の上位のほうにいる女の子と仲がよかったのですが、その子は機嫌が悪くなるといろんな人をいじめの標的にしていました。

 だからクラスでは「あの子の機嫌を損ねちゃいけない」と気をつかって接していたのですが、ある日、私が標的にされてしまったんです。

 そのときのことは今でもよく覚えています。朝、教室のドアを開けて、「おはよう」と言ったらクラスメイトに無視されました。それ以来、卒業するまで学校へ行けなくなってしまいました。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

【世界一受けたい授業出演特集】不登校から東大、リクルートへ ありがたかった母の対応

552号 2021/4/15

小6の私の心に突き刺さったのは、担任からの思いがけない言葉

552号 2021/4/15

他人の目を恐れてた中学生の自分に28歳になった今伝えたいこと

552号 2021/4/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

552号 2021/4/15

学年別でみるといじめのピークは小学校2年生。低学年のいじめとはどんなものな...

551号 2021/4/1

みんながあたりまえにできることが、自分だけできない。そんな生きづらさは「発...

550号 2021/3/15

岩手県で不登校や引きこもりに関する居場所や相談などの活動をされている後藤誠...