不登校新聞

535号 2020/8/1

教室へ入れず保健室に登校してた私が、保健室の先生になるまで

2022年10月05日 10:37 by kito-shin
2022年10月05日 10:37 by kito-shin

 2度の不登校を経験したのち、「保健室の先生になりたい」という夢を抱き、現在は小学校で養護教諭として働く佐倉由紀さん(20代・仮名)。不登校になった経緯から、「保健室の先生」になった今、思うことなどを話していただきました。

* * *

――不登校になったときのことを教えてください。

 私は小学校と中学校で2回、不登校になっています。最初は小学6年生の3学期でした。私はいわゆる「スクールカースト」の上位のほうにいる女の子と仲がよかったのですが、その子は機嫌が悪くなるといろんな人をいじめの標的にしていました。だからクラスでは「あの子の機嫌を損ねちゃいけない」と気をつかって接していたのですが、ある日、私が標的にされてしまったんです。そのときのことは今でもよく覚えています。朝、教室のドアを開けて、「おはよう」と言ったらクラスメイトに無視されました。それ以来、卒業するまで学校へ行けなくなってしまいました。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

「死のうとしたけど生きたかった」いじめにより不登校した女性が語る「生きることの意味」

626号 2024/5/15

「不登校から文科省職員に」異色の経歴を持つ藤井健人さんが目指すのは「不登校という格差」の是正

626号 2024/5/15

「親子関係は?元気になったきっかけは?」3人の経験者が語る私の不登校とその後

625号 2024/5/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

626号 2024/5/15

旅人「キノ」がさまざまな国を巡る『キノの旅 the Beautiful Wor…

625号 2024/5/1

「つらいときは1日ずつ生きればいい」。実業家としてマネジメントやコンサルタント…

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…