1月14日に行なわれた「脱原発世界会議」には、福島県のフリースクール「寺子屋方丈舎」も参加した。福島の小学生3人が、現状の不安や将来の夢などを語った。
福島がなかったこととして忘れ去られないために、福島からきちんと情報を発信し続けなければ――。「寺子屋方丈舎」代表の江川和弥さんは、シンポジウムの目的をそう語った。
福島は被災3県のなかでも宮城、岩手とは抱える問題が異なる。原発事故により、自分の生まれ育った地域で復興にあたれないためだ。震災から11カ月、県外に避難した福島県民は5万5000人にのぼる。
シンポジウム「前進! フクシマっ子~これからの未来に出来る事」では、福島市、いわき市、郡山市に住んでいる小学生3人がシンポジストを務めた。東日本大震災が起きたとき、子どもたちはどうしていたのか。
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