不登校やひきこもりに関する書籍は多数出版されている。不登校経験者が書いたもの、専門家が書いたものと、何から読めばいいのか迷うこともしばしばだ。そこで、「ぜひとも読んでほしい」という編集部オススメの一冊をご紹介したい。
本書は、故・渡辺位さん(児童精神科医)の講演録を再校正したもの。もっとも古いもので1996年と、今から18年も昔の話が掲載されている。しかし、古いとは感じない。むしろ、何度読み直しても、「やっぱりここが大事だよね」とその都度、気づかせてくれる不思議な一冊だ。
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