不登校新聞

246号(2008.7.15)

第1回 「学校のナゼ?!」

2014年09月04日 14:31 by 匿名
2014年09月04日 14:31 by 匿名

連載「学校のナゼ」


 学校には校則など、さまざまなルールが存在する。しかし、目には見えない、学校独自の文化ともいうべき決まりごとが、いまだに残っていることも事実だ。なかには、非科学的で根拠に乏しいものも多く、「なぜなんだ」と、疑問を感じたり反発した人も多いだろう。そうした学校の不思議について、編集部に寄せられた声をもとに、今号から連載で取り上げていく。(小熊広宣)

怒るとなんで、帰っちゃうの?


 子ども・若者編集会議に参加していた15歳、17歳、20歳の子どもたちそれぞれから、次のような声が聞かれた。
 「授業中とか騒ぎすぎたとき、怒って職員室に帰っちゃう先生がいるんだよ」。

 本紙の発送ボランティアとしてお手伝いをしていただいている50~60代の方々からも同様の声が聞かれた

 その場合、多くは学級委員が教卓に立ち、今後の対応について話し合った上で、職員室に迎えに行った後に全員で謝るというのが常道だ。

 なぜ教師は教室を出てしまうのか。そこに、教育的意義はあるのだろうか。また、幅広い世代から声が聞かれたということは、学校にはそうした指導が慣習として残っているのだろうか。

 そこで、各都道府県の校長どうしをつなぐ「全国連合小学校長会」に真相をうかがった。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

第18回 寝屋川教師刺殺事件【下】

232号(2007.12.15)

最終回 家庭内暴力とは何か【下】

232号(2007.12.15)

第232回 不登校と医療

232号(2007.12.15)

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

625号 2024/5/1

「つらいときは1日ずつ生きればいい」。実業家としてマネジメントやコンサルタント…

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…