不登校新聞

417号 2015/9/1

ひきこもり時給2000円 私もつらかった「強迫神経症」

2015年09月11日 12:01 by kito-shin
2015年09月11日 12:01 by kito-shin


連載「ひきこもり時給2000円」vol.11


 「強迫神経症」という言葉を知っていますか? 僕は知っています。なぜなら、比較的最近までこの症状に悩まされていたから。ここ1~2年はほぼおさまっていますが、28歳からの10年ほど、この症状に苦しめられていました。意外? 
 
 僕がどうしてもやめられなかった行為はふたつあって、ひとつは玄関のカギが締まっているかどうかが心配になって、何度もドアを確認してしまうもの。もうひとつは、部屋の電気ストーブがつけっぱなしになっているのではないかと気になって、これも何度も確認してしまう行為。どちらも、いわゆる確認強迫というやつです。玄関のカギを締めたか心配になるというのは誰にでもあることですが、あれの程度がずっとひどくなったものを想像していただけるとよいと思います。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

「答え」は「どこか」でなく「ここ」にある ひきこもり時給2000円最終回

448号 2016/12/15

今だから話せるコト~一番つらい時期になぜ死にたくなったのか ひきこもり時給2000円

447号 2016/12/1

母に直接聞いてみた~僕がひきこもっているときに何を考えてた?

446号 2016/11/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

625号 2024/5/1

「つらいときは1日ずつ生きればいい」。実業家としてマネジメントやコンサルタント…

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…