――小学6年生から不登校だと聞きましたが、不登校についてどう考えていますか?
 この何年か、私はずっと「不登校を肯定しきれない」ということを考えてきました。けっして不登校がダメだと否定しているわけではないんです。ただ、うまく言葉では言い表せないんですが「不登校で何が悪い」とは胸を張って言えないんです。というのも、本や周囲の人から得られるのは「学校に行かないと生きていけない」という結論です。それに対して「ちがうよ」と思うのと同時に納得もするんです。むしろ「学校には行かない理由」を考えることがしんどいというか、その基盤が自分のなかでグラグラしています。
 
――進路についてどう考えていますか?
 うーん……、いまの私にとって「不登校を肯定しきれない」というのを、なんとかしなければ、次のステップに行ってはいけないような気がしているんです。不登校は過去のことだと忘れ去ることができないし、だけど焦って考えても結論は出ない。「どうしようかな~、困ったな~」というのが正直な気持ちです。(了)