不登校新聞

250号(2008.9.15)

第5回 不登校のこどもミニインタビュー

2014年07月30日 14:40 by 匿名
2014年07月30日 14:40 by 匿名

連載「学校のナゼ」



 今回の「学校のナゼ」は、不登校の子どものミニインタビューを掲載する。両者とも「いま考えると、もっと変なことがあったのに、思い出せない」と言っていたが、なんとか思い出してもらった。15歳男性は、多くの人が経験した話、18歳男性の場合は、学校の部活のなかにある「掟」である。学校のなかの驚くべく人権侵害であった。

校長先生の話はいらないよ


 学校に通っていたとき、変だなあ~って思ってたのは校長先生の話。あれはいらないよ。

 週に1回の朝礼、始業式、終業式、体育祭、音楽祭……、おそらく小学・中学で何百回も校長先生の話を聞いたと思うけど、心に残った話が一つもない。というより、かすかな記憶が断片的に残っているだけ。話の筋というか、何を言いたい話だったのかは、まったく覚えていない。

 体育祭のときって話が長くなるでしょ。だから、友だちどうしで校長先生たちがどれぐらい話しているかをチェックしてみた。今後の予定や注意事項などなど、合計で1時間40分も炎天下で話を聞かされていたんだよね。驚いた。こんなに長い時間、聞かされているんだから、熱中症や貧血で倒れる人がいるんだな、と。
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